矢祭町:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

矢祭町水道事業は2つの簡易水道施設と6つの給水施設により運営している。経常収支比率は145.84%と類似団体より高くなっているが、料金回収率が61.03%と類似団体を大きく下回っている。料金収納率が下がる一方で、一般会計からの補助金で経営を賄っていることが伺われる。同様に給水原価も類似団体を下回る。現在、長く落ちていた収納率を上げるため徴収体制を強化して、有収率及び自主財源の確保を図っている。累積欠損比率、流動比率については問題はないが、企業債残高高対給水収益比率が997.26%と高く、過去に老朽管更新に借りた残債が多いことを示している。料金収入でまかなえているうちはよいが、後年度を考えると一般会計の財政担当と協議の上、減債基金等を使用した繰り上げ償還も視野に入れていく。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却費率については類似団体と相違ない。管路経年比率については法定耐用年数を過ぎた管路が少なく数値には出て来ない。管路更新率においても更新距離が短いため同様である。しかし耐用年数に迫る管路や年数不明の管路も多く存在するため、布設箇所の状況等を踏まえ、更新を行っていきたい。当町ではまだ石綿管を残す地域があり、平成14年度から毎年計画的に塩化ビニール管への布設替えを行っている。平成26年度より布設替えを行う距離を増やし、残石綿管は約3,000m程度にはなってきているが、補助事業等を利用して、基幹改良を今後も続けていきたい。また、資金の関係上塩ビ管を敷設しているが、ダグタイル鋳鉄管やポリエチレン管など耐震に対応した管種も視野に入れるべく、資金繰りを行いたい。

全体総括

当町では平成28年度より、簡易水道事業から上水道事業への移行した。企業会計が導入される中で、現状、町の方針としては減価償却に伴う料金の改定は視野に入れていないので、さらなる有収率の向上及び財源の確保のため、老朽管路の更新、滞納整理を進めていきたい。

類似団体【A8】

夕張市 三笠市 松前町 長万部町 江差町 由仁町 鷹栖町 東神楽町 当麻町 美瑛町 上富良野町 羽幌町 枝幸町 湧別町 洞爺湖町 むかわ町 新得町 清水町 大樹町 広尾町 池田町 本別町 足寄町 厚岸町 弟子屈町 白糠町 羅臼町 月新水道企業団 鰺ヶ沢町 深浦町 田舎館村 東北町 大間町 東通村 田子町 岩手町 平泉町 軽米町 九戸村 洋野町 川崎町 大郷町 大衡村 色麻町 女川町 北秋田市 五城目町 八郎潟町 井川町 朝日町 大江町 金山町 真室川町 飯豊町 国見町 大玉村 天栄村 南会津町 泉崎村 矢祭町 塙町 石川町 玉川村 浅川町 小野町 河内町 五霞町 塩谷町 那珂川町 下仁田町 草津町 東吾妻町 山武市 神崎町 大多喜町 御宿町 鋸南町 大島町 八丈町 中井町 松田町 箱根町 真鶴町 弥彦村 湯沢町 穴水町 美浜町 若狭町 市川三郷町 千曲市 御代田町 立科町 原村 飯島町 宮田村 木曽町 山形村 池田町 松川村 白馬村 高山村 信濃町 下呂市 関ケ原町 輪之内町 坂祝町 富加町 八百津町 河津町 南伊豆町 松崎町 西伊豆町 清須市 木曽岬町 南伊勢町 御浜町 甲良町 多賀町 井手町 宇治田原町 与謝野町 田尻町 千早赤阪村 養父市 安堵町 川西町 三宅町 高取町 明日香村 美浜町 日高町 由良町 みなべ町 隠岐の島町 和気町 鏡野町 奈義町 世羅町 海陽町 つるぎ町 東みよし町 琴平町 上島町 伊方町 鬼北町 四万十町 久山町 小竹町 香春町 添田町 糸田町 大任町 みやこ町 吉富町 玄海町 大町町 江北町 壱岐市 西海市 南島原市 小国町 甲佐町 多良木町 あさぎり町 竹田市 玖珠町 高原町 綾町 都農町 高千穂町 一ツ瀬川営農飲雑用水広域水道企業団 湧水町 中種子町 瀬戸内町 徳之島町 和泊町 知名町 与論町 宜野座村 久米島町