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関西国際空港(以下「空港」)の関連事業所等からの固定資産税等により類似団体内平均を上回る税収があることから、財政力指数は高く、0.97(単年度0.93)となっている。
空港関連に伴う都市基盤整備の推進、総合文化センター建設、近年の他会計の改善のための第三セクター等改革推進債の発行などから、公債費負担が大きくなっているため、経常収支比率が高い水準となっている。昨年度と比較すると、繰出金、公債費で増加している反面、独法化による病院運営負担金の減少などから補助費等が減少、職員給カットの影響などから人件費が減少となったため、1.5ポイントの減少となった。平成23年12月に策定した「財政健全化実施プラン」では、今後、4年間で財政健全化団体から脱却することを目標としているため、さらなる経常経費の縮減に努め、実施プランを確実に実行していく。
類似団体内平均と比較して低い水準となっているのは、人件費が要因となっている。定員削減、職員給与8~13%カット、議員報酬20%カット、保育所の民営化、体育館・人権文化センター等に指定管理者制度導入を行っている。今後も財政健全化計画に基づき、定員削減等で更なる人件費の削減に努める。
行財政改革推進計画に基づき、平成13年1月から24ヶ月昇給延伸を行ったこと等により、類似団体内平均と比較して低い水準となっている。また、平成23年7月から給与カット(13~8%)を行ったため昨年度より4.0ポイント下がっている。
空港関連の都市基盤整備等の事業推進や空港を管轄する消防業務のために必要な人員を確保したことにより、類似団体内平均と比較して高い水準となっている。より適正な定員管理を目標とし、平成16年度までの6年間で142人、平成17年度からの集中改革プランで101人の職員数の削減を行った。今後は、財政健全化計画の定員削減目標(平成21年度からの19年間で188人の定員を削減すること)を基本に、より適正な定員管理に努める。
空港関連の都市基盤整備等を進め、その財源に地方債を活用した影響で公債費負担が重くなっている。また、平成23年度は、平成22年度に発行した市立泉佐野病院の地方独立行政法人化に伴う第三セクター等改革推進債の元利償還開始等により昨年度より0.2ポイント悪化している。今後は、財政健全化計画に基づき、投資事業を精査することで新規の地方債の発行を必要最小限とし、公債費の抑制に努める
空港関連の都市基盤整備等を進め、その財源に地方債を活用した影響で、一般会計等の地方債現在高が標準財政規模の4倍以上の985億円となっている。また、空港対岸の「りんくうタウン」の造成に関して雨水整備を最優先で進めたため、下水道事業の地方債残高が多額であることに加え、同タウン内に建設した病院の地方債残高も多額であるため、公営企業債等繰出見込額が210億円となっていることが将来負担比率を押し上げる要因となっている。平成23年度は、起債の償還により前年度より18.1%改善した。今後も、財政健全化計画に基づき、投資事業を精査することで新規の地方債の発行を必要最小限とし、比率の改善に努める。
職員の給与水準を示すラスパイレス指数は類似団体内平均と比較して低い水準にあり、人件費に係る経常収支比率においても類似団体内平均を少し下回っている。しかしながら、財政健全化計画の定員削減目標(平成21年度から19年間で188人の定員を削減すること)を基本に、より適正な定員管理を行い、人件費削減に努める。
類似団体内平均と比較して低い水準で推移している。また、物件費のうち、最も高い構成比を占めるのが委託料となっている。この委託料については、職員の定員削減と並行して増加が見込まれるため、新たに発生してくる委託料に特に注意を払いながら、物件費全体の精査に努める。
類似団体内平均と比較して高い水準となっているのは、繰出金が主たる要因である。これは、りんくうタウンの造成に関して進めた雨水整備に対する下水道事業会計への繰出金が多額となっているためである。
類似団体内平均と比較して高い水準となっているのは、清掃施設組合や病院への補助金が多額になっているためである。平成23年4月1日付けで市立泉佐野病院を地方独立行政法人化を行った。今後も自立的・効率的な経営を行うことで改善に努める。
経常収支比率(合計分)が類似団体内平均と比較して高い水準となっている主たる要因は公債費であり、この公債費は、費目別の経常収支比率において最も類似団体内平均と乖離している。これは、空港関連の都市基盤整備等を積極的に進め、その財源に地方債を活用した影響で公債費負担が重くなっているためである。また、平成23年度は、平成22年度に発行した市立泉佐野病院の地方独立行政法人化に伴う第三セクター等改革推進債の元利償還開始等により昨年度より0.7ポイント悪化している。今後は、財政健全化計画に基づき、投資事業を精査することで新規の地方債の発行を必要最小限とし、公債費の抑制に努める。
公債費以外に係る経常収支比率が類似団体内平均と比較して高い水準となっているのは、上記の「その他」の乖離による影響が大きい。また、その構成比は高い方から順に、人件費、その他、物件費となっている。構成比において高い割合を占める各費目について、別記の分析欄で示した項目に特に注意して比率の改善に努める。
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