岩沼市:農業集落排水
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
【①経常収支比率】前年度より4.44%増加し100%を上回った。今後も経営改善に向けて更なる使用料収入の確保と維持管理費の削減に努めていく必要がある。【②累積欠損金比率】0.00%ではあるが、一般会計からの繰入金に依存することで達成されている。【③流動比率・④企業債残高対事業規模比率】流動比率は類似団体平均値を下回っており、企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値と比較してかなり高い数値となっている。今後は企業債の新規借り入れは行わず、償還が進むので数値は改善すると思われる。【⑤経費回収率・⑥汚水処理原価】経費回収率については、19.17%増加したが100%を大きく下回っており、使用料以外の公費負担により汚水処理費用が賄われている状況にあることがわかる。また、汚水処理原価についても前年度から減少しているが類似団体平均値を上回っており、料金改定、維持管理費の削減及び公共下水道との統合等の経営改善を図る必要がある。【⑦施設利用率】類似団体平均を下回っており、適切な施設規模の維持に努める必要がある。【⑧水洗化率】類似団体平均を上回る数値結果から、水洗化率向上の取組の効果が現れていることが確認できる。今後も継続して適切な汚水処理及び使用料収入の増加を図るため、更なる接続促進に努める。
老朽化の状況について
処理場であるクリーンセンター長岡の更新時期に合わせて、令和7年度までに公共下水道と統合する予定である。
全体総括
現状では、震災による料金収入の減少、津波により消失した施設の企業債償還により一般会計からの繰入金に大きく依存している状況にある。経営状況の的確な把握及び資産の適切な管理を図り、下水道事業全体として経営戦略を策定する予定である。また、汚水処理施設の耐用年数等を考慮して、令和7年度までに公共下水道事業と統合する予定である。