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昨年度と同水準である。類似団体平均よりも0.18ポイント、全国平均よりも0.34ポイント高い水準であるが、愛知県平均には0.09ポイント及ばない。平成24年度以降横ばいが続いているが、法人税収入が大手法人数社の業績に左右される税収構造となっているため安定した状態とは言えない。今後は企業誘致等により安定した税収構造にしていく必要がある。
法人税収が大幅に減少したことにより、昨年度よりも5.3ポイント増加している。類似団体平均よりも3.8ポイント、全国平均よりも1.0ポイント、愛知県平均よりも3.4ポイント高くなっている。今年度は、全国的に法人税収が伸びているなか、当町においては法人税収が大幅に減少したため、大きく数値が悪化した。法人税収入が大手法人数社の業績に左右される税収構造となっているため、今後は企業誘致等により安定した税収構造にしていくとともに、経常経費の抑制に努めていく必要がある。
地域手当支給率の増等により昨年度よりも1,392円増加している。類似団体平均よりも8,982円、全国平均よりも22,331円、愛知県平均よりも12,415円低い数値となっている。これまでの人件費抑制や集中改革プランによる定員管理、経費抑制の効果といえるが、今後も引き続き人件費抑制、経費抑制に努めていく。
類似団体平均よりも2.6ポイント、全国市平均よりも4.5ポイント、全国町村平均よりも1.7ポイント下回り、依然として低い水準である。これは、人事院勧告及び国家公務員に準じた制度に基づいた運用をし、総人件費の抑制を図ってきた結果といえる。今後も人事院勧告及び国家公務員に準じた制度に基づいた運用をし、総人件費の抑制を図る。
類似団体平均よりも0.07人、全国平均よりも0.76人、愛知県平均よりも0.42人下回っており、これまでの集中改革プランによる定員管理の効果といえる。今後も引き続き定員管理の適正化を図る。
昨年度よりも標準税収入額等が増加したことなどにより0.3ポイント減少している。類似団体平均よりも5.7ポイント、全国平均よりも6.3ポイント、愛知県平均よりも5.1ポイント低く、また、早期健全化基準の25.0%を大きく下回っており、良好な状態であるといえる。今後もできる限り交付税措置のない起債の発行を抑制し、良好な現状をを維持していく。
地方債の償還など今後扶桑町が負担すべき将来負担額よりも、それに充当することができる財源(普通交付税の基準財政需要額算入見込額、基金など)の方が上回り、将来負担比率は算定されないため、健全なレベルであるといえる。今後もできる限り交付税措置のない起債の発行を抑制し、良好な現状をを維持していく。
昨年度より0.3ポイント増加している。類似団体平均より1.8ポイント、全国平均より1.0ポイント、愛知県平均よりも2.0ポイント高くなっている。今後は職員配置の適正化による時間外勤務手当の抑制や、定員管理の適正化により人件費の削減に努める。
臨時職員制度の見直しにより、昨年度よりも2.4ポイント増加している。類似団体平均より2.3ポイント、全国平均よりも4.2ポイント、愛知県平均よりも2.6ポイント上回っている。施設の維持管理費はさらなる合理化により経費の削減に努める。また、近年増加している電算システムにかかる経費については、人件費の抑制につなげるなど費用対効果を検証し見直しを進める。
臨時職員制度の見直しにより、昨年度よりも2.3ポイント増加している。全国平均より0.7ポイント、愛知県平均より2.2ポイント低いが、類似団体平均を2.9ポイント上回っている。高齢者の増加等により扶助費の増大は避けられない状況であるが、健診、予防接種の促進による医療費の抑制や、介護予防施策の推進による扶助費の抑制に努める。
後期高齢者広域連合負担金の増加等により、昨年度より1.2ポイント増加している。類似団体平均より0.1ポイント低いが、全国平均より1.0ポイント、愛知県平均よりも2.8ポイント上回っている。特別会計への繰出金が多くを占めており、健診、予防接種の促進による医療費の抑制や、介護予防施策の推進により特別会計への繰出金抑制を図る。
昨年度より0.3ポイント減少している。類似団体平均より1.0ポイント、全国平均よりも4.1ポイント、愛知県平均よりも3.2ポイント上回っている。一部事務組合への負担金が多くを占めており、今後は一部事務組合における経費削減を要請していく必要がある。
総合福祉施設建設起債の償還が終わったこと等により、昨年度よりも0.6ポイント減少している。類似団体平均より4.1ポイント、全国平均より8.6ポイント、愛知県平均より5.0ポイント低くなっている。今後は、臨時財政対策債の償還額が増加していくことが見込まれるので、将来に負担を残さないためにも、この水準を維持する財政運営が必要である。
法人税収が大幅に減少したこと等により、昨年度よりも5.9ポイント増加している。類似団体平均より7.9ポイント、全国平均より9.6ポイント、愛知県平均より8.4ポイント上回っている。類似団体平均を上回っているのは、扶助費(+2.9)や物件費(+2.3)が高いことが主な要因である。
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