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収集されたデータの年度

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指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2016年度)

財政力

財政力指数の分析欄

平成28年度の財政力指数は3か年平均で1.009、単年度では1.045となり、単年度数値が1を上回ったため、平成21年度以来7年ぶりに普通交付税不交付団体となった。国勢調査人口の減や単位費用の減による包括算定経費(人口)の減や、償還が進んだことによる公害防止事業債償還金の減を反映し基準財政需要額が減となった一方で、増税に伴い地方への配分割合の増えた地方消費税交付金の増、新築物件の増等に伴う固定資産税の増により基準財政収入額も増となったため、基準財政収入額が基準財政需要額を上回る結果となった。類似団体平均より高い値になっているのは、市民の所得水準が高いこと等の理由により類似団体を上回る税収があることが主な要因である。しかし、東京都内の他の区市との均衡等もあり、求められるサービス水準は高く、財政力指数に反して財政は逼迫している。

類似団体内順位:4/85

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は92.7%と昨年度より2.4ポイント悪化した。悪化した理由は、分母である歳入面では、地方税の市民税の増や固定資産税の増はあったものの、地方消費税交付金が税率改定に伴って増となった平成27年度の反動により減となり、加えて普通交付税不交付団体になってことで地方交付税も減となったことから全体では減となった。分子である歳出面では、削減効果の大きな事業見直し等はなく、前年度の起債額増に伴う公債費の増、扶助費の増等により歳出全体で増となったため、分母の減及び分子の増となった結果、経常収支比率は悪化する結果となった。類似団体平均はわずかに下回ってはいるが、依然として財政の硬直化した状態が続いていることから、財政健全化に向けた取り組みを着実に実施し経常経費の削減を図る必要がある。

類似団体内順位:35/85

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成28年度は、全国平均、東京都平均ともに下回る114,370円となったが、類似団体平均を上回る結果となった。数値自体はほぼ横ばいで、ここ数年類似団体平均は下回っていたが、平成28年度から国立市の属する類似団体区分が変わったことにより平均を上回ることになった。個別に見た場合、人口1人当たり物件費及び維持補修費は類似団体平均とほぼ同じか下回るのに対し、人件費は類似団体平均を上回っている。その他非常勤職員について、当市では嘱託員がこれにあたるが、類似団体平均に対して+198.2%と非常に高い水準にある。この間、正規職員の定員管理には努めてきたが、非常勤職員の管理についても早急に検討・改善を図っていく必要がある。

類似団体内順位:59/85

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数が100を超えているが、平成24年度より東京都の給料表に移行し、これまでも東京都人事委員会勧告に基づき、給与水準の見直しを実施している。ただし、都表移行時に激変緩和措置として現給保障を実施したことや比較的若い職員の管理職登用等により、ラスパイレス指数が高くなる傾向にあるが、将来的には職員構成の変更により改善していくものと見込んでいる。

類似団体内順位:74/85

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

毎年度見直しを行っている定員管理計画に基づいて職員数を管理してきた結果、類似団体平均、東京都平均を下回る結果となっているが、ここ数年間は新規事業等に対応するために毎年職員数を増やしていることから、微増となっている。行政需要の増減に対応した柔軟な定員管理計画により、引き続き適正な水準を維持していく。

類似団体内順位:31/85

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

単年度では、分母である標準税収入額等について地方消費税率改定に伴う増及び固定資産税の増等により、全体として増となった。分子については元利償還金の額が平成27年度の土地の買戻し等に伴う起債の償還が始まったことによる大幅な増となった。実際の比率の算定にあたっては3ヵ年平均を算出するため、比率は増減なしとなった。また、国立駅周辺のまちづくりが今後本格化してくることや、老朽化した公共施設の耐震化や建て替えなど、今後も多額の財政需要が見込まれている。適切に管理することを通じて、指数がこれ以上悪化しないようにしていく。

類似団体内順位:4/85

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

平成28年度は、前年度に引き続き0%となった。前年度に比べ地方債残高の減少などがあり将来負担額の減少があったものの、充当可能財源のうち都市計画税収や基準財政需要額算入見込額が大きく減少したことにより、算定上の比率(マイナス値)は若干悪化傾向にある。数値だけを見ると類似団体平均より低い水準にあるが、今後も将来負担比率を算定する際の項目ごとに債務残高を適切に管理し、後世への負担を少しでも軽減するよう新規事業の実施等についても精査を行い、財政の健全化を図っていく。

類似団体内順位:1/85

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2016年度)

人件費

人件費の分析欄

比率は昨年度に比べ0.5ポイント上がり、類似団体平均との差は小さくなったが依然として類似団体平均・全国平均・都平均を上回る水準となっている。平成28年度は、退職者の増に伴う退職手当の増や、都人事委員会勧告に基づく支給率の改定に伴う期末勤勉手当の増などにより、人件費が昨年に比べ増加したことが主な要因である。また、標準財政規模に対する人件費の比率の比較において、類似団体と比べてその他非常勤職員の報酬が占める割合が高く、この部分に対しての対処が喫緊の課題となっている。

類似団体内順位:61/85

物件費

物件費の分析欄

平成28年度は、前年度に比べて1.0ポイント高い17.0%となり、依然として類似団体平均よりも高い比率となっている。寄附システム包括支援業務委託、証明書コンビニ交付システム構築委託など主に新規に実施した委託事業の経費が増加したため物件費全体でも増となったが、経常的経費ではごみ収集委託料などが増となったため、比率が高くなった。また、ITシステムの導入増に伴い委託料に加えてシステム機器の賃借料も増加傾向にあるため、庁内調達するシステムの費用対効果について適正に内部評価を行う仕組みを構築したが、引き続き経費削減に努める必要がある。

類似団体内順位:54/85

扶助費

扶助費の分析欄

類似団体平均と比べると、社会福祉費が著しく高く、老人福祉費・児童福祉費も高い位置にある。特に障害者自立支援費や生活保護費が高い伸び率を示している。サービス水準の他市との均衡や子育て支援の社会的要請があり、今後も増加が見込まれる経費ではあるが、施策の成果向上を目指しつつ、経費を抑制していく必要がある。

類似団体内順位:74/85

その他

その他の分析欄

特別会計に対する繰出金が、類似団体平均よりも高い値となっている要因のひとつである。国民健康保険特別会計は税率改定による税収増及び被保険者減により、一般会計からの繰出金で補てんする赤字繰出額が大きく減少した。また、過去の集中的な下水道整備に伴う下水道事業特別会計への公債費分の繰出金が大きく、ピークは越えたものの今後も高い水準での推移が見込まれている。資本費平準化債の活用により、繰出金の抑制を図っているが、独立採算の原則からも、使用料の適正化を図り税収を主な財源とする一般財源の負担を減らしていかなければならない。

類似団体内順位:62/85

補助費等

補助費等の分析欄

国立市は消防事務を東京都に委託しているため、その委託金が類似団体平均に比べ数値が高止まりしている要因の一つである。経常的な歳出である多摩川衛生組合負担金や国立駅北口自転車駐車利用負担金の減などにより、昨年度より0.6ポイント低くなった。補助金に関しては、今後もそのあり方を常に問い直していく必要がある。

類似団体内順位:18/85

公債費

公債費の分析欄

平成28年度は普通交付税不交付団体となったため、臨時財政対策債の発行が不可能となり、また過去の市債の元利償還が進んだが、平成27年度に借入れた国立駅南口複合公共施設用地取得事業債の償還が始まったため、公債費は9.8%と前年度に比べて0.9ポイント上昇したが、類似団体平均を下回る値となっている。今後も適正な地方債残高の管理及び赤字地方債の発行に頼らない財政を目指さなくてはならない。

類似団体内順位:8/85

公債費以外

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は82.9%と類似団体平均に比べ高止まりをしている。公債費の占める割合自体が低いこともあるが、類似団体と比較する中で見えてくる国立市の特徴として、扶助費と繰出金に係る経常収支比率が高いことが挙げられる。扶助費の中でも社会福祉費が特に高い水準にあり、障害者福祉に係る経費が主な内容である。また繰出金については、下水道事業特別会計への公債費にかかる繰出金の高止まりや国民健康保険特別会計への赤字繰出しが主な要因となっている。

類似団体内順位:67/85

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

・議会費は、住民一人当たり4,142円となっており、類似団体平均、全国平均、東京都平均のいずれも上回っている。市議会が取り組んでいる議会改革のさらなる推進に期待したい。・民生費は、住民一人当たり185,427円となっており、類似団体平均に比べ高止まりしている。障害者福祉サービス費、生活保護費などの扶助費は依然として伸びている。これに加え、JR谷保駅バリアフリー工事負担金、保育所運営委託料、学童保育所建設等工事費などが増となったために、全体では増となった。・教育費は、住民一人当たり36,034円となっており、類似団体平均や東京都平均を下回っている。通学路安心安全カメラ購入費や認定こども園開設に伴う私立幼稚園施設型給付費の増はあったものの、平成27年度において中学校校舎外壁補修工事や第三中学校グラウンド照明設置工事等の建設事業を実施していたため、相対的に事業費が減となったことにより全体で減となった。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

・歳出決算総額は、住民一人当たり388,019円となっている。・主な構成項目である扶助費は、住民一人当たり113,154円となっており、年々右肩上がりで推移してきており、類似団体平均と比べて高い水準にある。主な要因として、生活保護費や児童福祉費の伸びに加えて国立市は、身体しょうがい者のうち、全国的に見ても重度者が多い自治体であり、障害者自立支援給付費の中では、訪問系サービスが最も大きな割合を占めており、そのうち重度者に対する訪問介護サービスである、重度訪問介護の額が大きな割合を占めている。人口に対する重度訪問介護支給決定者数は、多摩26市の中でもトップレベルに位置している。・繰出金は住民一人当たり48,114円となっており、類似団体及び東京都平均と比較して一人当たりコストが高い状況となっている。このうち、特に大きな要因である国民健康保険特別会計繰出金については、国民健康保険特別会計において、税率改定を行ったことにより税収増となった一方で、他保険へ移行による国民健康保険の被保険者の減少により医療給付費が減少し、結果として繰出金の大幅な削減につながったが、依然としてその水準は高いままとなっている。

実質収支比率等に係る経年分析(2016年度)

分析欄

平成20年度は実質単年度収支が赤字であったが、21年度からは実質単年度収支が黒字となり、平成22年度からは財政調整基金残高と実質収支額の合計が標準財政規模比で10%を超える水準となった。平成26年度は実質単年度収支が赤字となったが、これは臨時財政対策債の借入を行わず、財政調整基金を取り崩したことによるものである。また、前年度に引き続いて平成28年度は実質単年度収支が黒字となった。これは普通交付税不交付となったことに伴い臨時財政対策債の借入を行えなくなったこと、財政調整基金の取り崩しを行わなかったことによるものである。財政調整基金残高、実質収支額には常に留意した財政運営を行っていく必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2016年度)

分析欄

平成28年度はすべての特別会計が黒字であった。下水道事業特別会計と国民健康保険特別会計については、使用料・保険税で賄わなければならない部分を一般会計が赤字繰出しを行うことにより補てんしている状況にある。独立採算の原則からも使用料・保険税の適正化を実施し、税収を主な財源とする一般会計の負担を減らしていかなくてはならない。

実質公債費比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

元利償還金の推移を見ると、過去に借り入れた市債の償還が進んだことにより減少傾向にあったが、平成27年度に国立駅南口複合公共施設用地取得事業債を借入れ、その償還が開始されたため平成28年度については増加した。今後も、公共施設の更新等で多額の起債が見込まれるため、元利償還金の推移については適正に管理を図る必要がある。また、下水道事業特別会計において資本費平準化債を借入れたことで、一般会計からの繰出金が減少したことや、多摩川衛生組合等の一部事務組合の起債の償還が進んでいることから、準元利償還金も長期的に見ると減少傾向にある。交付税算入公債費等については、公害防止事業債等の償還が進んでいることから近年は減少傾向にある。

分析欄:減債基金

将来負担比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高は、減少傾向にある。しかし、今後も国立駅周辺のまちづくりや老朽化した公共施設の耐震化や建て替えなどの大規模事業のために多額の起債が必要となってくるため、適正に管理していかなくてはならない。組合等負担等見込額は、多摩川衛生組合の新規起債によって負担額が若干増加傾向にある。退職手当負担見込額は、年齢・給料の高い職員が退職し、若い職員が入職することによる職員の入れ替えが今後も続くことが見込まれるため減少傾向にある。充当可能財源等は、過去の市債の償還が進む一方で、臨時財政対策債の借入れを近年行っていないことから、基準財政需要額算入見込額は減少傾向にある。

基金残高に係る経年分析(2015年度)

基金残高合計

基金全体

財政調整基金

財政調整基金

減債基金

減債基金

その他特定目的基金

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は国立市土地開発公社からの土地の買い戻しを行ったことによる債務負担行為の減少、下水道事業特別会計における地方債残高の減少が大きく影響している。数値だけを見ると類似団体平均より低い水準にあるが、今後も将来負担比率を算定する際の各項目ごとに債務残高を適切に管理し、後世への負担を少しでも軽減するよう新規事業の実施等についても精査を行い、財政の健全化を図っていく。実質公債費比率は平成27年度の実質公債費比率は下水道事業特別会計において資本費平準化債を借入したことで一般会計からの繰出金が減少したことや、多摩川衛生組合のクリーンセンター多摩川建設時の起債の償還が平成24年度に完了したこと、その他の一部事務組合の起債の償還も進んだことから準元利償還金が減少した点が影響している。また、国立駅周辺のまちづくりが今後本格化してくることや、老朽化した公共施設の耐震化や建て替えなど、今後も多額の財政需要が見込まれている。適切に管理することを通じて、指数がこれ以上悪化しないようにしていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

財務書類に関する情報①(2014年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

財務書類に関する情報②(2013年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況


類似団体【Ⅱ-3】

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