那智勝浦町:末端給水事業
団体
30:和歌山県
>>>
那智勝浦町:末端給水事業
地方公営企業の一覧
簡易水道事業
末端給水事業
特定環境保全公共下水道
温泉病院
収録データの年度
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
平成24年度~28年度に実施した簡易水道統合整備事業等による借入金、減価償却費の増加に伴い、経常収支比率が100%を下回る状態が続いている。平成28年度末で簡易水道事業と統合したことにより企業債残高が特に増加しており、起債の償還が増えたことにより流動比率・料金回収率が減少傾向、給水原価は上昇傾向となっている。また、累積欠損金比率についても水道使用量の減少等による営業収益の減と減価償却費の影響により増加している。効率性については、簡易水道事業との統合に合わせ、現状に見合った施設規模へ見直しを行ったため、施設利用率の向上が認められるものの、有収率は類似団体と比較しても低く、今後も継続した施設更新が必要である。
老朽化の状況について
管路更新率について、平成27、28年度は簡易水道統合整備事業、平成30年度、令和元年度は災害復旧事業が主な工事となったため類似団体と比較して低くなっている。今後、施設の老朽化がさらに進んでいく中で、施設更新の投資的費用を増加する必要がある。
全体総括
人口減少や観光施設の水道使用量の減少等により収入の減少が続いている。加えて、簡易水道統合整備事業、災害復旧事業の実施により経営状況は厳しいものとなっている。特に企業債残高対給水収益比率が平均値を大きく上回る数値となっており、今後は起債の抑制も検討していく必要がある。しかしながら、施設の老朽化も進んでいることから、財源確保を念頭においた上での施設更新計画・財政計画を策定していく必要がある。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
)もご記載ください。
収録資料
| 「財政状況資料集」
| 「経営比較分析表」
| 「統一的な基準による財務書類に関する情報」
|
© 2019- 地方財政ダッシュボード
| 🔗澁谷 英樹 (researchmap)
| 🏫澁谷 英樹 (南山大学)