粟島浦村:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率は、毎年度100%を上回っている状況が続いており、令和元年度も106.05%であった。経営状況は健全な水準にあるといえる。また、料金回収率も、毎年度100%を上回り、令和元年度も106.05%であった。類似団体平均(42.5%)と比較しても大幅に上回っており、経営に必要な経費を料金収入で賄うことができている。一方、給水原価は、類似団体平均と比較すれば下回ってはいるものの、緩やかな上昇傾向にある。これは大口利用となる民宿の減少や観光客の減少に伴い、有収水量が減少傾向にあることが要因の一つと考えられる。施設利用率は、令和元年度、20.08%であり、緩やかに上昇してきてはいるものの、類似団体平均と比較すると低い水準にある。これは、給水人口が減少していることなどによるものであり、今後、水需要の動向によって施設規模の見直しを含めた効率的な事業運営計画を検討する必要がある。有収率は、類似団体平均を下回っており、近年さらに減少傾向にある。これは、人口減や民宿減から、有収の割合が減少してきたためであると考えられる。

老朽化の状況について

簡易水道事業の管路更新投資の実施状況を示す過去5年間の管路更新率が0%となっている。これは平成19年までに石綿管から塩ビ管に更改したためである。今後、令和3年度に新たに地域水道ビジョンを策定する予定である。その際に、経年化の進む水道施設や送水管路等の健全度を適切に評価し、健全経営を維持しながら計画的に進めていく予定である。

全体総括

粟島浦村は、現在給水人口321人で、地下水、表流水を主な水源としており、有収水量密度0.24千㎥/ha、水道事業経営指標における分類は「給水人口5千人未満」、水源別区分は「その他」、有収水量密度は「全国平均未満の類型(類型区分:d9)」に属する。また、水道は、「1簡易水道事業」を経営し、普及率は100.0%である。現在、経営の効率性、健全性は概ね確保されているといえる。しかしながら、少子・高齢化の進行や、給水人口、大口利用民宿の減少等により、料金収入の減少が見込まれ、維持管理費が増加傾向にあり、更なる経費節減に努めていく必要がある。さらに、各指標の傾向を十分に分析し、資産維持等の対策を講じる必要があり、今後も施設の老朽化に備えた処理場施設等の計画的な更新を行い、健全な事業運営に努めていく。

類似団体【D4】

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