粟島浦村:簡易水道事業(法適用)

地方公共団体

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率は、毎年度100%を上回っている状況が続いており、経営状況は健全な水準にあるが、令和3年度は100.48とかろうじて100%を上回った程度であり、更なる費用削減が必要である。料金回収率は、毎年度100%を上回り、令和3年度も105.49%となるなど、類似団体平均(41.44%)と比較しても大幅に上回っており、経営に必要な経費を料金収入で賄うことができている。一方、給水原価は、類似団体平均と比較すれば下回ってはいるものの、緩やかな上昇傾向にある。これは大口利用となる民宿の減少や観光客の減少に伴い、有収水量が減少傾向にあることが要因の一つと考えられる。施設利用率は、令和3年度は15.93%であり、類似団体平均と比較すると低い水準にある。これは、給水人口が減少していることなどによるものであり、今後、水需要の動向によって施設規模の見直しを含めた効率的な事業運営計画を検討する必要がある。有収率は、類似団体平均を下回っていたが、令和3年度は72.17%と、類似団平均を上回った。これは、人口減や民宿などの宿泊施設の減少から、有収水量が減少してきたためであると考えられる。

老朽化の状況について

簡易水道事業の管路更新投資の実施状況を示す過去5年間の管路更新率が0%となっている。これは平成19年までに石綿管から塩ビ管に更改したためである。令和5年度に新たに地域水道ビジョンを策定する予定である。その際に、経年化の進む水道施設や送水管路等の健全度を適切に評価し、健全経営を維持しながら計画的に進めていく予定である。

全体総括

現在、経営の効率性、健全性は概ね確保されているといえる。しかしながら、少子・高齢化の進行や、給水人口、大口利用民宿の減少等により、料金収入の減少が見込まれ、維持管理費が増加傾向にあり、更なる経費節減に努めていく必要がある。さらに、各指標の傾向を十分に分析し、資産維持等の対策を講じる必要があり、今後も施設の老朽化に備えた処理場施設等の計画的な更新を行い、健全な事業運営に努めていく。

類似団体【D4】

紋別市 富良野市 八雲町 奥尻町 島牧村 真狩村 留寿都村 泊村 神恵内村 積丹町 赤井川村 上富良野町 占冠村 美深町 音威子府村 中川町 幌加内町 羽幌町 初山別村 中頓別町 利尻町 幌延町 湧別町 滝上町 西興部村 洞爺湖町 浦河町 芽室町 広尾町 本別町 足寄町 陸別町 厚岸町 標茶町 白糠町 平川市 西目屋村 大鰐町 風間浦村 佐井村 三戸町 新郷村 二戸市 雫石町 七ヶ宿町 能代市 大石田町 小国町 川俣町 天栄村 檜枝岐村 三島町 金山町 昭和村 棚倉町 鮫川村 葛尾村 飯舘村 上野村 神流町 南牧村 中之条町 草津町 檜原村 利島村 神津島村 御蔵島村 青ヶ島村 松田町 粟島浦村 津幡町 高浜町 南アルプス市 富士川町 道志村 忍野村 小菅村 丹波山村 大町市 飯山市 南相木村 北相木村 佐久穂町 平谷村 根羽村 売木村 天龍村 泰阜村 大鹿村 王滝村 生坂村 山形村 池田町 木島平村 栄村 養老町 白川村 森町 豊根村 松阪市 熊野市 日野町 笠置町 伊根町 曽爾村 御杖村 黒滝村 天川村 野迫川村 十津川村 下北山村 上北山村 川上村 東吉野村 高野町 白浜町 すさみ町 古座川町 北山村 智頭町 三朝町 知夫村 新庄村 西粟倉村 和木町 三好市 上勝町 美波町 上島町 北川村 馬路村 大豊町 三原村 朝倉市 新宮町 東峰村 宗像地区事務組合 吉野ヶ里町 南関町 和水町 小国町 産山村 山都町 水上村 五木村 球磨村 津久見市 姫島村 玖珠町 日南市 西米良村 門川町 諸塚村 椎葉村 垂水市 三島村 十島村 長島町 屋久島町 大和村 宇検村 瀬戸内町 東村 渡嘉敷村 座間味村 粟国村 渡名喜村 南大東村 北大東村 伊平屋村 伊是名村 多良間村 与那国町