檜原村:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率は、収支が赤字であることを示しているが、近隣の状況に配慮して料金増額は行わず、更なる費用削減に努め、経営改善に取り組んでいく。④企業債務残高対給水収益比率は、給水収益に対する企業債残高の割合であり、企業債残高の規模を示すものであるが、企業債の返済が順調に進んでいるため、5年連続で減少している。類似団体と比較しても低い水準にある。⑤料金回収率は、5年連続で100%を下回っている。これは、給水に係る費用が給水収益以外の収入で賄われていることを意味し、料金の増額改定など適切な料金収入の確保が求められる。檜原村簡易水道事業は、近年では平成21年度と25年度に料金の増額改定を行い、現在は近隣の市町と同一となっている。近隣の状況に配慮し、当面増額改定は行わず繰出基準に適合する繰入金等を活用していく。⑥給水原価は有収水量1㎥あたりの費用をあらわすもので、190円~260円台で推移しており、類似団体と比較しても低い水準であるといえる。⑦施設利用率は、配水能力に対する配水量の割合であり、ほぼ50%台で推移している。類似団体と比較しても低い水準にあるが、近年、漏水により1日の配水量が最大配水能力に迫る場合があり、やむを得ないと考える。⑧有収率は、100%に近いほど稼働状況が収益に反映されているといえるが、ほぼ70%台後半で推移している。漏水が原因であると考えられ、管路の布設替を行っているが、全箇所終了まで漏水箇所が未布設替箇所に移るため、この水準が続くと推定される。

老朽化の状況について

③管路更新率は、当該年度に更新した管路延長の全管路延長に対する割合を表す指標で、管路の更新ペースや状況を把握することに資する指標である。数値が1%の場合、すべての管路を更新するのに100年かかる更新ペースであることになる。過去5年の更新率平均は、1.82%であり40年で全管路を更新するように予定している。また、配水管の耐用年数は50年であるため、適切に更新できるよう実施していく。なお、令和2年度に更新率は0%となっているが、実際は更新を実施しており、0.61%である。

全体総括

檜原村簡易水道事業は、施設利用率を除き本表に示されたすべての指標で、類似団体より良好な水準にあるといえる。今後もこの状況を維持できるよう、更なる経営改善に取り組んでいく。施設利用率については、1日の配水量が最大配水能力に迫る場合があり、当該日の水需要に応えるためには必要な配水能力を維持していると考えている。今後も水需要の動向を注視しながら、将来の浄水場を更新計画を検討していきたい。

類似団体【D4】

紋別市 富良野市 八雲町 奥尻町 島牧村 真狩村 留寿都村 泊村 神恵内村 積丹町 赤井川村 上富良野町 占冠村 美深町 音威子府村 中川町 幌加内町 羽幌町 初山別村 中頓別町 利尻町 幌延町 湧別町 滝上町 西興部村 洞爺湖町 浦河町 芽室町 広尾町 本別町 足寄町 陸別町 厚岸町 標茶町 白糠町 平川市 西目屋村 大鰐町 風間浦村 佐井村 三戸町 新郷村 二戸市 雫石町 七ヶ宿町 能代市 大石田町 小国町 川俣町 天栄村 檜枝岐村 三島町 金山町 昭和村 棚倉町 鮫川村 葛尾村 飯舘村 上野村 神流町 南牧村 中之条町 草津町 檜原村 利島村 神津島村 御蔵島村 青ヶ島村 松田町 粟島浦村 津幡町 高浜町 南アルプス市 富士川町 道志村 忍野村 小菅村 丹波山村 大町市 飯山市 南相木村 北相木村 佐久穂町 平谷村 根羽村 売木村 天龍村 泰阜村 大鹿村 王滝村 生坂村 山形村 池田町 木島平村 栄村 養老町 白川村 森町 豊根村 松阪市 熊野市 日野町 笠置町 伊根町 曽爾村 御杖村 黒滝村 天川村 野迫川村 十津川村 下北山村 上北山村 川上村 東吉野村 高野町 白浜町 すさみ町 古座川町 北山村 智頭町 三朝町 知夫村 新庄村 西粟倉村 和木町 三好市 上勝町 美波町 上島町 北川村 馬路村 大豊町 三原村 朝倉市 新宮町 東峰村 宗像地区事務組合 吉野ヶ里町 南関町 和水町 小国町 産山村 山都町 水上村 五木村 球磨村 津久見市 姫島村 玖珠町 日南市 西米良村 門川町 諸塚村 椎葉村 垂水市 三島村 十島村 長島町 屋久島町 大和村 宇検村 瀬戸内町 東村 渡嘉敷村 座間味村 粟国村 渡名喜村 南大東村 北大東村 伊平屋村 伊是名村 多良間村 与那国町