事業・施設概要
| 都道府県 | 秋田県 | 経営主体 | 上小阿仁村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 1,996人 |
| 現在給水人口 | 1,961人 | 給水区域面積 | 998ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経営的収支比率ついて、類似団体と比較してみても依然として右肩下がりの状態が続いている。更に今年は豪雨災害の影響と公営企業会計の法適用化により打切り決算となったため、給水収益が低下した。④企業債残高対給水収益比率については、企業債の償還は徐々に減少してきていたが、令和3年度施工の布設替工事の償還が始まったことにより増加に転じた。⑤料金回収率については、給水原価が上がり続けていることが原因と考えられる。料金等による収入が約1/3程度となっており依然として厳しい状態にある。経費削減や料金改定の検討等による更なる改善が必要である。⑥給水原価については、豪雨災害による修繕工事の増加や電力の高騰、更に令和3年度施工の布設替工事の償還が始まったため増加した。⑦施設利用率については、類似団体を大きく上回り高い数値で推移している。今後は、湧水を水源とする配水場を廃止して、ろ過水の供給に切り替える等施設規模の見直しを行っていく。⑧豪雨災害や寒波による漏水のため、急激に有収率が低下してしまった。監視装置のチェックや管路の補修により有収率向上に努めたい。
老朽化の状況について
平成12年度~16年度の5年間に集中して水道整備工事を行い、平成25年度~平成28年度にかけて簡易水道事業の統合整備を完了した。今後は「上小阿仁村簡易水道施設更新計画書」に基づき、着実に整備・更新工事を行っていく。法定耐用年数が短い電気・機械の更新については、耐用年数が経過したものから適宜補修していく。
全体総括
少子高齢化の伴う人口減少により、料金収入の増加が見込めない中でも委託料や修繕費等の維持管理費は少なくなく、歳出の総額は今後もほぼ同額であると考えられることから、引き続き一般会計からの繰入金に頼らざるを得ない経営が続くと考えられる。厳しい経営環境の中、確実な水道事業継続のため、より一層経費削減に努めるとともに、今年度策定した新水道ビジョンの基づき様々な課題に取り組んでいく。
経営状況
収支構造
総額4,403.6万円
総額4,311.6万円