工業用水道事業 漁業集落排水施設 農業集落排水施設 簡易水道事業(法適用) 公共下水道
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企業からの市税が多く,類似団体平均を上回っているが,近年低下傾向にあるため,徴収体制の強化による歳入確保などに引き続き努めていく。指数は今後も高水準で推移すると見込まれるが,特別交付税などの臨時一般財源が低額であることもあり,実態として財政力が強いと言える状況にはない。
普通交付税や臨時財政対策債が増加した平成22年度は県平均を下回ったが,平成23年度以降,類似団体平均と比較すると高い水準が続いている。平成26年度は,地方交付税の増加の影響により前年に比べ改善されたが,今後も公債費等の経常経費は増加傾向にあり,市税収入も伸び悩む傾向にあるため,行財政改革を一層推進することにより,経常経費の圧縮に努める。
職員の給与削減や事業の見直しなどにより,経常経費の圧縮に努めている。消防業務や保育所運営を直営で行っていることが,類似団体の平均を上回っている原因と考えられる。今後,委託料等の物件費は増加していく傾向にあるが,事務事業の見直しを進めるとともに,経費の圧縮に努める。
階層別ラスパイレス指数の較差にばらつきがあるため,給与体系の見直しなどや,年功的な給与構造から職務・職責に応じた給与構造への転換を図るなど,給与の適正化を図っていく。
大竹市行財政システム実施計画に基づき,職員数の削減に取り組んだ結果,実施計画策定時(平成15年4月1日)384人と比べ,平成27年4月1日現在で295人と89人削減しているが,1,000人あたりの職員数は全国平均,県平均を下回っている。類似団体平均を上回るのは,市単独による消防本部の設置,保育所運営等のほとんどを直営で実施していることが考えられる。今後もより簡素で効率的な行政の確立を図っていく。
全国平均,県平均と比べ高い水準にある。平成26年度算定に用いた24年度から26年度の3カ年平均値は,25年度算定に用いた23年度から25年度における3カ年平均値に比べ,0.2%減少した。今後も極力地方債の発行を抑えるなど,比率に注視しながら財政運営を行っていく。
土地造成特別会計への公営企業債等繰入見込額や土地開発公社の負債等負担見込額などの影響により,類似団体に比べると突出して高い水準にある。平成25年度,26年度は土地造成特別会計及び土地開発公社の健全化に努めたことにより改善した。引き続き地方債残高の圧縮や土地開発公社の保有する土地の優位な売却の推進に努めていく。
類似団体平均を上回るのは,市単独による消防本部の設置や保育所運営等の大部分を直営で実施していることが考えられる。人件費全体の圧縮については,今後も引き続き取り組んでいく。
土地造成特別会計や国民健康保険特別会計,後期高齢者医療特別会計などへの繰出金などが増加傾向にあるため比率は増加傾向にある。公営事業会計においては,保険料の適正化を図ることなどにより,普通会計の負担を減らすよう努める。
平成4年度以降多くの建設事業に取り組み,その財源として地方債を充てたため増加傾向にある。大規模投資的事業の元金償還開始や臨時財政対策債の償還額の増加により,平成23年度から増加傾向にある。今後も,将来負担比率に注視しながら,新発債の発行の抑制を図っていく。
平成22年度までは公債費の占める割合が大きいため,公債費以外で比べると類似団体の平均を若干下回る傾向にあったが,23年度以降は類似団体並となっている。個々の経費の圧縮等の取り組みにより,今後も継続して経常経費の圧縮に努めていく。
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