伊賀市:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は100%以上であり、単年度収支としては黒字を維持しているが、今後、老朽化施設の改築更新費等、経費の増加が見込まれていることから、その財源確保が課題である。企業債残高対事業規模比率については、当初整備時の企業債償還が順次完了していることから類似団体平均値を大きく下回っているが、供用開始から25年が経過しており、今後、改築更新の本格化に伴う企業債発行の増加が見込まれる。経費回収率については、汚水処理費(維持管理費)の減少等から100%を上回ったが、経営構造的に改善されたと言える状況ではないため、経費削減と適正な使用料収入の確保の両面からの対策が必要である。施設利用率については、類似団体平均値を上回っているが、隣接する処理区との統廃合を含めた施設運営の効率化を進めていく必要がある。水洗化率については、100%を維持しており適正である。

老朽化の状況について

現状では法定耐用年数(50年)を超えた老朽化管渠がないため、改修のみの実施となっているが、処理区の供用開始から25年が経過しており、資産の老朽化度合を示す有形固定資産減価償却率は類似団体平均値より高い値となっている。今後、本格的な施設の改修や更新の時期を迎えるため、ストックマネジメント計画に基づき、計画的に施設の改築更新を行っていく必要がある。

全体総括

当該事業は上野新都市(ゆめが丘地区)のみの事業であり、産業用地内の事業所等の汚水処理に係る使用料収入があること等から、経営指標上は類似団体と比べて比較的良好な状態であるが、産業汚水用を除く一般用に限ると経営は厳しい状況である。こうした状況に加え、今後、施設の老朽化に伴う改築更新に多額の経費が必要となること等により、経営はさらに困難になっていくと予想される。このため、安定的な事業運営に向けた経営基盤強化と財政マネジメント向上のため、伊賀市下水道事業経営戦略に基づく老朽化施設の計画的な改築更新や使用料の改定など、収入・支出の両面からの取り組みを引き続き進めていく。

類似団体【Cc2】

七飯町 江差町 せたな町 岩内町 三沢市 大鰐町 五戸町 久慈市 岩手町 岩泉町 野田村 栗原市 涌谷町 美里町 湯沢市 にかほ市 白河市 喜多方市 二本松市 伊達市 桑折町 国見町 鏡石町 会津坂下町 会津美里町 三春町 下妻市 常総市 北茨城市 茨城町 大洗町 さくら市 芳賀町 高根沢町 富岡市 安中市 みどり市 明和町 千代田町 大泉町 邑楽町 滑川町 嵐山町 小川町 吉見町 館山市 旭市 日の出町 中井町 三条市 小千谷市 胎内市 入善町 七尾市 輪島市 能登町 大野市 永平寺町 都留市 大月市 上野原市 中央市 市川三郷町 富士川町 昭和町 西桂町 伊那市 宮田村 松川町 美濃市 飛騨市 郡上市 笠松町 養老町 垂井町 神戸町 安八町 池田町 北方町 島田市 下田市 湖西市 菊川市 吉田町 大口町 伊賀市 木曽岬町 東員町 菰野町 明和町 玉城町 綾部市 宮津市 京丹後市 南丹市 宇治田原町 岬町 河南町 洲本市 稲美町 上郡町 香美町 御所市 葛城市 高取町 大淀町 かつらぎ町 九度山町 美浜町 みなべ町 八頭町 江津市 浅口市 竹原市 府中市 三次市 熊野町 柳井市 美波町 琴平町 宇和島市 大洲市 伊予市 西予市 東温市 内子町 安芸市 宿毛市 四万十市 香南市 香美市 直方市 柳川市 八女市 筑後市 大川市 行橋市 朝倉市 みやま市 久山町 水巻町 遠賀町 鞍手町 筑前町 大刀洗町 苅田町 みやこ町 吉富町 多久市 鹿島市 小城市 神埼市 みやき町 雲仙市 川棚町 佐々町 御船町 嘉島町 益城町 杵築市 串間市 三股町 国富町 高鍋町 薩摩川内市 いちき串木野市 宮古島市 読谷村 北中城村 西原町