簡易水道事業(法適用) 小規模集合排水 簡易排水 農業集落排水施設
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産業が少ないことから財政基盤が弱く、財政力指数は毎年減少し類似団体平均を下回っている。地域おこし協力隊と協力しなから地域資源を活かした新たな事業展開について模索している。
平成24・25年度は普通交付税の増加により基金への積立が多くなったことで経常収支比率は例年より低めとなったが、交付税の減少とともに70%を越える状況に戻った。今後も、70%台を維持できるよう財政運営に努めたい。
平成16年度までスキー場を直営により運営してきたため類似団体と比較すると職員数は多く、人口も少ないため人件費は高めとなっている。また、物件費は人口規模に比例しないシステムにかかる費用等で割高となっている。
人件費は、過去において平成18年度25%、平成19~20年度20%、平成21年度10%、平成22年度4~6%と人件費削減を行ってきた。平成24年度は国家公務員の給与削減と同程度の削減を行わなかったため100を越えたが、現在は下回っている。現状を維持したい。
平成16年度までスキー場を直営で営業してきたため職員数は過去から多い。平成18年度以降5年程一時的に職員の採用を控えたが、年齢バランスが悪く構成に無理が生じてきているため、退職者をみながら新規採用を継続していきたい。
単年度の償還額以上に借入を行っていないことや、基金の増により充当可能財源が増えているため減少している。しかし、施設の老朽化や同報無線のデジタル化など大型事業が控えており、過疎債に頼らざるを得ない状況のため、今後は上昇する可能性がある。
職員数に変動はなく決算額も2.6%の増であったことから、経常収支比率が上昇したことが4.4%上昇した原因かと思われる。いずれにしても、類似団体と同程度になるよう抑制を図りたい。
繰出金は、国保診療施設費事業会計への繰出金で過疎債を充当しているため経常収支比率は下がっている。また、農業集落排水事業会計は下水道資本費平準化債を借入れているため、一般会計からの繰出は抑制されている。簡易水道事業でメーター器取替えなどにより繰出が増加したが、類似団体の平均を大きく下回っているため現状を維持したい。
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