佐井村：簡易水道事業（法適用）【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2018年度）

経営の健全性・効率性について

収益において、維持管理費の全てと公債費の一部を賄っているが他会計からの繰入金により収支均衡が図られており黒字化には至っていない。今後は給水人口減少に伴い、更なる使用料収入の減少が見込まれるため定期的な料金の見直しを行い収益の向上を図る。また、維持管理費の節減、計画的な施設更新（長寿命化）に努め健全化・低コスト・効率性の高い企業経営をする必要がある。

老朽化の状況について

管路については、平成8年度までに更新を行っているが、耐震管と認められていない管渠であることから耐震管への更新が必要となる。昭和50年代後半に整備した施設は、随時修繕を行い維持管理に努めているが、人口規模を勘案しダウンサイジングを含めた長寿命化計画を策定し必要最小限の改修を行う。

全体総括

等事業は維持管理経費に対して収益のみでの経営は可能であるが、公債費に対しては他会計繰入金を活用しているのが現状である。経営状況に見合った料金設定の検討に努め、段階的な料金改定による収益の確保と維持管理費の節減に努める。また、施設の老朽化等については長寿命化を念頭において改修計画を策定し適切な設備更新に努める。

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