経営の状況について
収益的収支比率は100%を超えているため、総収入によって総費用を賄えており、経営の健全性は保たれている。営業収支比率についても、収益的収支比率と同じく100%以上を維持できており、今後の運営経費などへ充てるための積立や他会計への繰出も行っている。販売電力量1MWh当たりにかかる費用を表す供給原価については前年度に比べ多少増えているが、収益性を表すEBITDAについては前年度より増えているので、経営状況は良好である。
経営のリスクについて
昨年度より発電量が増えたことで利用率が上昇したが、全体でみるとまだ低い数値となっている。水量や天気に影響されるが、少しずつでも改善していくよう努める。企業債残高対料金収入比率については、企業債が無いため数値が「0」となっている。FIT収入割合は100%となっており、4施設すべての売電を固定買取価格で行っている。
全体総括
経営的には収益的収支比率も100%以上を維持し、積立や他会計への繰出も行いながら、健全性を保っている。施設稼働からまだ数年であり、今後管理経費や修繕費などが大きくなると予想されるため、積立金などを計画的に行う。FIT収入割合が100%のため、固定買取価格期間終了後の収入減に備え、最も有効な手法を検討していく。また、安定的に事業継続ができるよう経営戦略「揖斐川町電気事業経営戦略」(令和3年3月策定)に基づき、計画的な経営に努めていく。