石川町:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率当町の水道事業は、平成29年度に簡易水道を統合し、経営の効率化を図った。前年度より5.57ポイント上回りほぼ類似単体平均値となっている。③流動比率平成29年度以降200%以上を維持しているが、今後は老朽施設の更新があり建設改良費が大きくなるため減少することも考えられる。④企業債残高対給水収益比率平成29年度の簡易水道統合に伴い企業債の発行額が増加したがその後は償還が進んでいる。⑤料金回収率100%以上で類似団体を上回っており概ね良好といえる。⑥給水原価類似団体を下回っており、平成29年度以降はほぼ横ばいとなっているが、今後も維持管理費等の縮減を進めていく必要がある。⑦施設利用率過去5年間同程度で推移している。⑧有収率前年度より増加しているものの過去五年では類似団体を下回っている年度もあり、漏水調査や管路等の修繕を行い有収率の向上を図る必要がある。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率、②管路経年化率事業創設じからの老朽管が数多く残っているため、管路経年劣化率は、比較的高い状況にある。大規模事業が控えているため、財政的事情から管路の更新が計画的に実施されていない。漏水対策として老朽管更新を早期に進め、有収率の向上につなげていきたい。

全体総括

経営状況については、概ね健全な状況にあると考えられるが、今後人口減少に伴う給水収益の減少が予測される。また施設の老朽化が徐々に進行しており、浄水場の改修など大規模事業が控えており経営状況は益々厳しくなると考えられる。他自治体等との広域連携について、県や関係機関と協議を重ね今後の事業運営をの方向性を探りたい。経営基盤の安定と水道の強靭化を図るため、水道料金の見直しを早急に進めなければならない段階にきている。

類似団体【A7】

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