佐川町:簡易水道事業(法適用)

地方公共団体

高知県 >>> 佐川町

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

令和3年4月に水道料金を20%増額改定したため、経常収支比率は昨年度と比べ高い数値となり、料金回収率とともに類似団体平均よりも高くなっています。また、累積欠損金も発生しておらず健全な経営状況と考えます。企業債残高対給水収益比率が類似団体に比べ高い比率を示していますが、平成29年度に統合した簡易水道事業に係る企業債を含んでいるためであり、旧簡易水道事業債を除くと429.03%となり、類似団体平均値を下回ります。今後も計画的な事業の実施のために、資金残高とのバランスに注意しながら借入額の調整を行うことが必要です。有収率については、管路の老朽化により低下しており、類似団体の平均値よりも低い数値を示しています。定期的な漏水調査を実施し、漏水箇所の早期発見、早期修繕に努め、同時に老朽管の布設替えを計画的に実施していきます。

老朽化の状況について

整備計画に基づき、病院・災害時避難所等の施設への給水確保を考慮し、優先度を設定して基幹管路及び施設の耐震化・更新を進めています。平成29年度から令和3年度まで5箇年計画で実施しておりました町中心部の基幹管路の更新が終了しました。今後も引き続き、主要な管路から順次、布設替えを行っていきます。

全体総括

令和3年4月から水道料金を20%増額改定したことにより、将来的な更新費用の財源の確保も含め、健全な経営状況にあると考えます。しかしながら、人口減少・節水意識の高まりによる水需要の減少、物価上昇・耐震化・水質改善への対策等に伴う費用の増加、職員の異動による技術継承の問題等、小規模事業者の抱える課題は山積しています。今後も、経営計画に沿い適正な規模での施設整備と施設の統廃合・ダウンサイジング等を実施し、事業全体として経営の効率化を進め、将来にわたり安定的な事業の継続を目指して取り組んでいきます。

類似団体【A7】

芦別市 士別市 富良野市 森町 八雲町 倶知安町 岩内町 栗山町 芽室町 別海町 西空知広域水道企業団 藤崎町 板柳町 鶴田町 中泊町 野辺地町 七戸町 六ヶ所村 雫石町 金ケ崎町 山田町 洋野町 蔵王町 山元町 松島町 涌谷町 南三陸町 三種町 美郷町 川西町 白鷹町 遊佐町 桑折町 川俣町 鏡石町 南会津町 猪苗代町 会津坂下町 棚倉町 石川町 三春町 双葉地方水道企業団 大洗町 美浦村 茂木町 那珂川町 榛東村 甘楽町 中之条町 越生町 鳩山町 ときがわ町 美里町 神川町 多古町 東庄町 聖籠町 田上町 珠洲市 宝達志水町 能登町 富士川町 富士見町 南箕輪村 松川町 高森町 小布施町 山ノ内町 飯綱町 安八町 揖斐川町 八百津町 東伊豆町 熊野市 朝日町 多気町 南伊勢町 紀北町 紀宝町 竜王町 京丹波町 市川町 神河町 上郡町 新温泉町 湯浅町 みなべ町 那智勝浦町 岩美町 北栄町 大山町 南部町 奥出雲町 隠岐の島町 早島町 里庄町 矢掛町 鏡野町 勝央町 美咲町 吉備中央町 周防大島町 松茂町 板野町 上板町 東みよし町 内子町 室戸市 土佐清水市 香美市 佐川町 黒潮町 鞍手町 桂川町 大木町 広川町 築上町 川棚町 波佐見町 佐々町 芦北町 あさぎり町 津久見市 豊後高田市 国東市 新富町 川南町 西之表市 垂水市 大崎町 肝付町 屋久島町 本部町 恩納村 金武町 嘉手納町