経営の状況について
令和3年度は一年間を通して売電収入があったため、令和2年度と比較して売電収入は前年比213%となった。売電収入は、小水力発電施設・付帯施設の夏子ダム施設の維持管理費に充当しているが、売電収益では不足しているため、一般会計からの繰入金で補ってる。【歳入】事業収入9718千円【歳出】発電管理費8547千円翌年度繰越金1170千円
経営のリスクについて
水力を使用した発電は発電量は一定しているが、降雨の減少等の気象条件や発電設備の故障により、長期にわたり発電停止し売電収益が大幅に減少する恐れがある。また当該施設は徳島県により設置され、その後美馬市へ譲与された経緯があり、初期投資に要する経費については企業債を活用していないため、企業債残高対料金収入比率は算出されない。なお売電収益は全収入がFIT(固定価格買取制度)占められており、FIT適用期間終了(令和16年)後は、収入が大きく変動するリスクを抱えている。
全体総括
特殊な施設であることから、適切な日常管理や定期的な施設機能診断を的確に実施し、長期的に発電機器の機能保全が図れるよう、計画的な施策を検討し実施する。5年、10年を節目とし機器のオーバーホール等の大規模な修繕が必要となるため、売電益余剰金の有効活用や、ストックマネジメント事業等の補助事業も視野に入れた、管理運営を図る。FIT適用終了(R16)後の事業のあり方については、現時点で方針は定まっていないが、令和2年度に策定した経営戦略において、FIT終了による売電収入の変動リスクを踏まえ改定することとしている。