新城市:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は、令和2年度に行った使用料改定により使用料収入が増加したため、昨年度から5.64ポイント上昇した。②累積欠損金比率は、当年度純利益の計上により累積欠損金が解消したため0%となった。③流動比率は、昨年度から15.88ポイント上昇し類似団体平均を上回っている。しかし、100%を下回っているため、経営改善により支払能力を高める必要がある。④企業債残高対事業規模比率は企業債残高の減少と使用料収入の増加により、昨年度から151.58ポイント低下したが、未だ類似団体と比較して高く企業の持続性・安定性に課題があると考えられる。今後、使用料の見直しとともに投資規模の検討を行う必要がある。⑥汚水処理原価は、一般会計から「分流式下水道等に要する経費」として繰り入れを受けた分のうち、昨年度は使用料単価(使用料収入/年間有収水量)を157.13円/㎥まで上げたときに回収できる分を汚水処理費に含めていたが、当年度はこの単価を167.27円/㎥としたため汚水処理費が増加し、昨年度から11.22円上昇している。⑧水洗化率は類似団体と比べて低い数値となっており、水洗化率向上の取組が必要であると考える。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率は類似団体と比べ低くなっている。③管渠改善率も類似団体と比べ低くなっている。これらにより、現状施設の改築等の必要性は低いといえるが、今後迎える改築に向けた財源の確保や長期的な投資計画の検討が必要であると考えられる。

全体総括

令和2年度決算は、料金改定による使用料収入の増加などにより純利益が増加したが、人口減少や節水機器の普及により厳しい経営状況になることが予想される。また、企業の持続性・安定性には課題があるといえ、今後更新投資の際には経費削減を目的としたダウンサイジングの検討が必要と考えられる。令和2年3月に策定した経営戦略の進捗状況について、PDCAサイクルに基づいたフォローアップを3年に1回行い(令和4年度見直し予定)、経営の健全化を目指す。

類似団体【Cc1】

網走市 留萌市 稚内市 根室市 富良野市 伊達市 当別町 倶知安町 余市町 鷹栖町 東神楽町 美幌町 遠軽町 新ひだか町 幕別町 釧路町 黒石市 五所川原市 平川市 藤崎町 釜石市 紫波町 矢巾町 大河原町 柴田町 亘理町 松島町 七ヶ浜町 能代市 潟上市 大仙市 新庄市 上山市 南陽市 河北町 本宮市 矢吹町 結城市 常陸太田市 潮来市 かすみがうら市 つくばみらい市 東海村 五霞町 利根町 矢板市 上三川町 壬生町 沼田市 渋川市 藤岡市 吉岡町 玉村町 羽生市 川島町 銚子市 東金市 八街市 香取市 酒々井町 栄町 大井町 松田町 山北町 加茂市 十日町市 糸魚川市 妙高市 五泉市 氷見市 滑川市 小矢部市 小浜市 富士吉田市 中野市 下諏訪町 小布施町 中津川市 恵那市 熱海市 伊東市 伊豆市 伊豆の国市 新城市 朝日町 川越町 久御山町 相生市 小野市 太子町 宇陀市 河合町 太地町 境港市 湯梨浜町 日吉津村 安来市 笠岡市 井原市 赤磐市 大竹市 萩市 和木町 坂出市 観音寺市 さぬき市 東かがわ市 宇多津町 八幡浜市 須崎市 いの町 芦屋町 岡垣町 伊万里市 人吉市 水俣市 山鹿市 菊池市 宇土市 宇城市 天草市 長洲町 大津町 佐伯市 臼杵市 津久見市 日出町 日南市 鹿屋市 枕崎市 日置市