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経営比較分析表(2021年度)

経営の状況について

●収益的収支比率R03:89.3%毎年度の余剰金相当額を一般会計に繰出すものとしていることから、収益的収支比率については、100%前後で推移していた。しかし、R03は売電単価の減少にともなう収益の低下により廃棄物発電の費用との差が小さくなった。ここに繰出金が費用として加わり収益的収支比率が89.3%と低下した。●営業収支比率R03:102.9%R03における営業収支比率は102.9%と単年度営業収支は黒字である。しかし、営業収支比率は減少傾向にある。これは、燃料価格の下落に伴う売電単価の下落が原因である。H30.11月に固定価格買取制度が終了したため、今後は定期整備、消耗品等維持管理費のコストをより一層意識した運営に努める必要がある。●供給原価R03:8,975.6円売電電力量は減少しているが、それ以上に総費用が減少しているため供給原価は低下している。総費用減少の主な要因は繰出金の減少である。●EBITDAR03:▲21,000千円R03は▲21,000千円となった。これは前年度に繰越金を残したため計算上この金額になったものである。

経営のリスクについて

●設備利用率R03:65.4%設備利用率は、R02と比較すると少し低下している。R03は発電機の整備にかかる期間が長かったため設備利用率が低下した。●修繕費比率R03:0.3%修繕費比率については、今年度は0.3%となっている。これは、定期点検等において適切な設備点検の結果、施設の安定稼働のために必要な修繕を行ったためである。●企業債残高対料金収入比率R03:0%企業債残高対料金収入比率については、平成23年度に地方債の償還が全て完了したことにより、平成24年度以降は0%となっている。●FIT収入割合R03:0%固定価格買取制度が平成30年11月に終了したため、0%となった。今後は、売電収入が減少するため売電効率的な発電を行う必要がある。

全体総括

●経営の状況および経営のリスクの指標について、収益的収支比率とEBITDAを除きR03末時点では、比較的良好な数値となっている。しかし、施設稼働後25年以上が経過している設備があり、経年劣化に伴う不具合による修繕等が発生しているため、不具合を未然に防ぐための点検業務を講じながら、適正な維持管理に努め、安定した発電を行う必要がある。●固定価格買取制度が終了したが、今後も売電契約は入札方式にて実施し、より有利な売電をするとともに施設運営に必要な経費を改めて見直し、無駄のない効率的な発電に努める。

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