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青森県中泊町:漁業集落排水の経営状況

🏠中泊町

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経営比較分析表(2023年度)

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率は97.03%と100%を下回りましたが、一般会計からの繰入金により収支均衡を保っています。④企業債残高の残額が全て一般会計からの繰入対象であり、特別会計においての実質負担は0です。⑤経費回収率は前年比0.72%増の48.29%、これは国の電気料金の補助により動力費が減となっています。⑥汚水処理減価は前年度を0.04円上回り313.35円となっています。⑦施設使用率は晴天時一日平均処理量の増加により0.6%増の10.80%となっています。⑧水洗化率は共用区域内で1件の加入があり3.21%の増となっています。

管渠改善率

老朽化の状況について

③現施設は、供用開始後23年を経過していることから老朽施設の補修、更新が必要となっています。今後は施設整備計画に基づき、計画的な設備更新が必要です。

全体総括

収支は赤字となっており、施設維持管理費と償還金に対して営業収益に不足が生じるため、一般会計からの繰入金で収支均衡を図っているため下水道事業の経営という面では厳しいものとなっています。また、供用区域内の65歳以上の世帯が50%を超えており、過疎化、少子化高齢化が加速している現状です。今後は、経営戦略を踏まえた経営の健全化を図るための取組を進めることが必要です。

出典: 経営比較分析表,

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