北海道猿払村:漁業集落排水の経営状況(最新・2024年度)
北海道猿払村が所管する下水道事業「漁業集落排水」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
令和6年度は、公営企業会計を適用し2年目を迎えたが、依然として厳しい経営状況にあると認識している。漁業集落排水事業は、3地区の集落に処理施設を設置していることから、維持管理費などが嵩んでいる。ほとんどの世帯が集落排水に接続をしているが、運営に必要な支出を賄えるだけの世帯数はないことから料金収入が少なく、令和元年度に料金改定を行っているものの、他会計補助金に頼らざるを得ない経営が続いている。なかには、非水洗化の世帯もあるが、家屋の設備に投資する金銭的余裕がない高齢世帯が多く、また、新築住宅の建設は断続的であり年間を通じても少ない件数である。これらのことからも、料金収入の大幅な増加は見込めない現状にあると考えられため、今後の料金改定は必須となってきている。維持管理費については、稼働に必要な最低限の業務項目のみを委託するなど、すでに費用の削減に努めており、これ以上の削減は困難な状況と考えている。施設整備については、令和4年度の実施設計から国庫補助による整備を進めているが、対象施設が複数あり、事業完了まで10年以上を要する予定であることから、今後も施設整備費用と、これに伴う企業債の償還が継続することが考えられる。料金収入の面では、一定期間で料金設定の見直しを図り、必要に応じて改定を行ってきているが、健全経営のための財源としては不十分であることから、今後の料金改定は必須であると考えている。
老朽化の状況について
いずれの施設も設置後20年以上を経過し、機械設備等の老朽化が問題となっている。なかでも、浜鬼志別地区漁業集落排水施設は、村内の集落排水施設の中核を担う重要な施設であることから、令和5年度から国庫補助による施設整備事業を実施し、令和8年度に一定の整備完了を予定している。他の2施設については、浜鬼志別地区の完了後に順次、施設整備を行うこととしているが、並行して村全体の各種整備計画を策定する必要があると考えている。
全体総括
懸念していた処理施設の設備整備については、国庫補助事業に採択され、令和5年度から実施することとなったが、昨今の社会情勢による物価高騰と納入遅延により、3施設で10年以上の事業期間になる予定である。このことにより、建設改良費の増加と、それに伴う企業債償還額の増額は否めない状況にある。料金収入については、令和元年度に増額改定を行ったが、急激な負担増を避けるため一定程度の増額に留めている。今後も、定期的に料金体系を見直し、村民への丁寧な説明を図りながら、計画的な料金改定を実施する必要があると考えている。本村のような広域・少人口自治体では、独立採算制経営は極めて困難であるが、少しでも一般会計からの繰入金を縮減し、より健全な経営を行うことが重要であると考える。また、将来的な業務の民間委託なども検討していく必要があると考えている。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
漁業集落排水の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の猿払村リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。