長崎県五島市:漁業集落排水の経営状況(最新・2024年度)
長崎県五島市が所管する下水道事業「漁業集落排水」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
五島市における下水道事業は、平成14年9月に漁業集落排水事業として供用を開始している。令和7年3月末現在、三井楽町高崎地区において31世帯31人が利用している。同地区は人口減少、高齢化が進み、処理水量及び使用料収入は減少している。その影響で経費回収率は類似団体平均値を下回り、汚水処理原価は類似団体平均値を上回っている。経常収支比率及び流動比率は類似団体平均値を上回っているものの、総収益の約75%を一般会計繰入金が占めている状況である。このような状況であることから、経常収支比率や経費回収率の向上に対しては下水道料金の値上げが、施設利用率の向上や汚水処理原価の抑制については新規利用者の確保が急務である。しかし、料金については上水道料金とのバランスを考慮して下水道料金を設定していること、新規利用者の確保については高崎地区以外との下水道の接続が距離的に不可能であることから改善が困難となっている。
老朽化の状況について
類似団体と比較し減価償却は進んでいない状況である。しかし、施設の供用から20年以上が経過し、施設が漁港内に設置されているため、塩害の影響を受けやすく、更に経年劣化による老朽化が進み、修繕等の維持管理費の増加は避けられない状況である。重要度や優先度を踏まえたうえで、財政状況を考慮しつつ長期的な視点で事業を実施する。
全体総括
漁業集落の生活改善と公衆衛生の向上を目的とした施設であるため、地区住民の生活に支障が出ないよう事業を実施していくが、独立採算は厳しい状況である。また、公営企業法適用に伴う費用の増加等もあり、市の一般会計からの繰り入れに依存する割合が高まっている。経営の健全化が急務であるが、人口減少、施設の老朽化や近年の物価高騰に伴う費用の増加など、難しい問題となっている。三井楽町高崎地区の生活環境の改善と公衆衛生向上のため、経費の節減等取り組み可能なことから改善を行っていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
漁業集落排水の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の五島市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。