兵庫県南あわじ市:漁業集落排水の経営状況(最新・2024年度)
兵庫県南あわじ市が所管する下水道事業「漁業集落排水」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
南あわじ市
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
漁業集落排水事業においては、平成20年度に全ての整備事業が完了しているが、人口減少等の影響により使用料収入は伸び悩んでいる状態である。経費回収率についても、施設維持管理費の増加、及び人口減少等による使用料収入の減少により、令和2年度以降25%を下回っており、令和6年度は物価上昇等により前年度比2.2%悪化し21.80%と、依然として低水準でとどまっている。汚水処理原価750.49円/㎥についても経費回収率同様に悪化しており、使用料単価163.60円/㎥に対して約4.6倍の汚水処理費が必要であり、この財源不足分を一般会計補助金の基準内及び基準外繰出で充当しており、毎年度大きな負担となっている。平成30年度よりこの財源不足の原因の一つである減価償却期間と企業債償還期間の不一致解消のために資本費平準化債の借入を実施し、使用料の世代間負担の公平性と適正化を図ることで一般会計補助金の基準外繰出も抑制している。令和6年度の施設利用率は19.05%と前年度までと同様に低い水準でほぼ横ばいであり、離島をかかえる地理的要因や過大な過去の初期施設投資を回収できる使用料収入の増は到底見込めないため、経営基盤強化としては既存施設の統廃合並びに人口規模に応じた施設のダウンサイジング等をさらに進め、維持管理経費削減を行うことにより、使用料単価と汚水処理原価との差を縮小することで自主財源率を高め、低水準の経費回収率を改善していく必要がある。
老朽化の状況について
平成4年度から建設事業を開始しているため、管渠等の老朽化は未だ見受けられないものの、本格的な人口減少社会の到来による使用料収入の減少が予測され、将来的な投資余力は減退の方向にある。今後の対策としては、老朽化施設の改築更新工事等について補助事業を主体とした事業費の平準化を図るストックマネジメント手法の導入・実践により、個々の施設ではなく施設全体を計画的に最適化することにより効率的な施設維持管理と長寿命化を図り、既存施設の有効利用に努めていく。
全体総括
持続可能な下水道事業を構築するためには、使用料水準の適正化による経営基盤の強化、施設維持管理の効率化による有効利用が必要である。使用料水準の見直しについては、昨今の物価高などの社会的要因に加え、今後過疎化と高齢化が進行する現状を考慮すると非常に困難であるが、自主財源の確保のため『経営戦略』で重要な課題に位置付け、審議会を設置し、専門家や需要家の意見を求めあり方を検討する。また、今後も平準化債借入等を有効活用しながら世代間負担の公平性を図る。施設維持管理の効率化については『下水道事業統廃合基本計画』に基づき、平成28年度より処理区の統廃合を開始している。また、ストックマネジメント手法による長寿命化対策を行うことにより、効率的な維持管理を目指す。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
漁業集落排水の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南あわじ市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。