事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 湧別町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 漁業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | H2 |
| 行政区域内人口 | 7,854人 | 現在処理区域内人口 | 436人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 431人 | 現在処理区域面積 | 41ha |
| 晴天時現在処理能力 | 268m³/日 | 下水管布設延長 | 6km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率110.30%と、事業収入が経費を上回っており、公営企業化1年目にして健全な収支が保たれています。累積欠損金比率0%もであり、現時点では安定的な財政運営ができています。自己資本構成比率97.22%と非常に高い水準であり、企業債残高対事業規模比率137.74%も公営企業としては比較的低い水準です。このことから、負債依存度が低く、財務基盤が堅実であるかと思われます。一方で、流動比率22.46%と短期的な資金繰り能力が低いことから、現金流動性に余裕がない状況が課題です。これにより、急な費用需要やトラブル時の対応力が限定的となる可能性があります。経費回収率46.95%や汚水処理原価350.30円といった数値から、運営コストが高い状態にあり、効率性の改善が求められます。このコスト高に対して収益力が十分でないため、経費削減に取り組む必要があります。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率62.25%と高い水準であり、資産は既に耐用年数の後半に差し掛かっている状態です。これにより、近い将来設備更新や修繕が必要となる可能性が高いため、計画的に予算を確保し準備を進める必要があります。
全体総括
初年度の公営企業化においては、財務基盤の健全性が高く評価されます。自己資本構成比率や企業債残高対事業規模比率から、負債依存度も低く堅実な経営体質であることが確認されました。経常収支比率および累積欠損金比率により収支は安定していますが、限定的な地区のみの利用のため利用者数の規模が小さく、普及率も低くなっております。コスト面では経費回収率や汚水処理原価円が課題となっており、運営効率性を高めるための対策が必要です。有形固定資産減価償却率の高さから、設備更新が必要になる可能性が近い将来想定されるため、計画的な設備投資および予算管理を進める必要があります。
経営状況
収支構造
総額2,742.1万円
総額2,486.0万円