事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 湧別町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 個別排水処理 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | L2 |
| 行政区域内人口 | 7,854人 | 現在処理区域内人口 | 2,406人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,595人 | 現在処理区域面積 | 14,520ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,080m³/日 | 下水管布設延長 | 0km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率100.21%とわずかに収入が経費を上回っており、財政的には基本的に健全な運営ができている一方、十分な余裕がない状態です。初年度としては安定しているものの、収益性の向上が課題です。自己資本構成比率10.59%と非常に低い数値から、財務基盤が弱いことが示唆されます。特に、企業債残高対事業規模比率3660.41%と高い水準の負債依存状態にあるため、長期的な財政負担の軽減が課題となります。企業債の返済負担に対応するための計画が必要です。流動比率54.16%と、短期的な資金繰り能力は一応確保されていますが、余裕があるとはいえないため慎重な資金管理が必要です。経費回収率より、事業運営コストが売上に対して依然高水準であり、効率的なコスト管理と運用方法の改善が求められます。特に、汚水処理原価336.90円と高めの水準であることから、効率的な運用を計画的に進めることが重要です。有収率100.00%であることは、収入未回収がないことを表していますが、利用者の拡大がない限り収益強化は限定的になります。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率35.17%という数値から、設備の耐用年数には十分な余裕があることがうかがえます。初年度として設備の状態は良好であり、当面の設備更新や修繕負担は低く抑えられると見られるものの、長期的には老朽化を視野に入れた維持管理計画を策定する必要があります。
全体総括
初年度として財政的には収支均衡が保たれており、累積欠損金比率0%の状態にあります。ただし、負債依存度が非常に高いため、長期的な返済計画と自己資本比率の向上が課題です。汚水処理原価336.90円を含む運営効率に関してはコスト削減の余地があり、経費回収率の改善を通じて収益力の向上を目指す必要があります。設備の老朽化は現時点で問題となっていませんが、将来的な老朽化進行に備えた予算計画を策定することが求められます。
経営状況
収支構造
総額8,075.6万円
総額8,058.3万円