高野町:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

当年度はコロナ対策として水道料金の3か月無償化により給水収益は前年度比△16.4%となった。総費用については、営業費用の倹約により減少したが、料金収入の減少幅が大きく、①収益的収支比率は減少した。起債の抑制により④企業債残高対給水収益比率は減少傾向にあったが、法適用移行のための起債が当年度から3年間あるため、今後は増加傾向となる。前年度までは、類似団体平均とほぼ同水準であったが、今後はそれを上回る水準となる見込みである。⑥給水原価は類似団体平均を大きく上回る水準であるが、継続的に減少傾向にあり、当年度は有収水量の増加と経費の圧縮により給水原価は減少した。しかしながら、料金収入の減少及び有収水量の増加により供給単価が大幅に減少したことにより、⑤料金回収率は前年度より悪化した。給水人口が前年度より僅かに増加し、配水量及び有収水量が増加したことから⑦施設利用率は改善した。

老朽化の状況について

簡易水道の管路は、富貴地区については平成2年度から平成8年度にかけての布設替工事以降、神谷地区に至っては昭和29年度の供用開始以降更新を行っておらず、老朽化が著しく、早急な更新が喫緊の課題である。しかしながら、財源確保が困難であり、必要最小限の歳出で破損箇所の修繕などの漏水対策を行っている。

全体総括

少子高齢化による人口の減少により給水人口の増加が見込めない中、施設の維持管理費用と重い地方債の償還金が大きな負担となっており、給水原価は高い水準にある。そのため財源は一般会計からの繰入金に大きく頼っているのが現状である。また、管路の老朽化が著しいにもかかわらず、財源確保が困難な状況にあることから、管路更新率がゼロとなっている。今後、給水収益の減少と管路の更新投資の実施や維持管理費用の増加により、さらに経営状況が悪化することが予想されるため、料金改定を含めた財源確保に取り組み必要がある。

類似団体【D4】

紋別市 富良野市 奥尻町 島牧村 真狩村 留寿都村 泊村 神恵内村 積丹町 赤井川村 上富良野町 占冠村 美深町 音威子府村 中川町 幌加内町 羽幌町 初山別村 中頓別町 利尻町 幌延町 湧別町 西興部村 洞爺湖町 浦河町 芽室町 広尾町 本別町 足寄町 厚岸町 標茶町 白糠町 平川市 西目屋村 大鰐町 風間浦村 佐井村 三戸町 新郷村 二戸市 雫石町 七ヶ宿町 大石田町 小国町 川俣町 天栄村 檜枝岐村 三島町 金山町 昭和村 棚倉町 鮫川村 葛尾村 飯舘村 上野村 神流町 南牧村 中之条町 草津町 利島村 神津島村 御蔵島村 青ヶ島村 松田町 粟島浦村 津幡町 高浜町 南アルプス市 早川町 富士川町 道志村 忍野村 小菅村 丹波山村 大町市 飯山市 南相木村 北相木村 佐久穂町 平谷村 根羽村 売木村 天龍村 泰阜村 大鹿村 王滝村 生坂村 山形村 池田町 木島平村 栄村 養老町 白川村 森町 豊根村 松阪市 熊野市 日野町 笠置町 伊根町 曽爾村 御杖村 黒滝村 天川村 野迫川村 下北山村 上北山村 川上村 東吉野村 高野町 白浜町 すさみ町 古座川町 北山村 智頭町 三朝町 知夫村 新庄村 西粟倉村 周防大島町 和木町 三好市 上勝町 美波町 今治市 八幡浜市 上島町 北川村 馬路村 三原村 朝倉市 新宮町 東峰村 宗像地区事務組合 吉野ヶ里町 南関町 和水町 小国町 産山村 山都町 水上村 五木村 球磨村 津久見市 姫島村 玖珠町 日南市 西米良村 門川町 諸塚村 椎葉村 垂水市 三島村 十島村 長島町 屋久島町 大和村 宇検村 瀬戸内町 東村 渡嘉敷村 座間味村 粟国村 渡名喜村 南大東村 北大東村 伊平屋村 伊是名村 多良間村 与那国町