事業・施設概要
| 都道府県 | 和歌山県 | 経営主体 | 高野町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 個別排水処理 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | L2 |
| 行政区域内人口 | 2,590人 | 現在処理区域内人口 | 98人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 98人 | 現在処理区域面積 | 36ha |
| 晴天時現在処理能力 | 77m³/日 | 下水管布設延長 | 0km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
令和5年4月に法適用を行い会計方式が変わったため、令和4年度以前の指標は表示されていない。①経常収支比率は100%を下回っており、しかも収入の大半は一般会計からの繰入金である。②累積欠損金比率は38.32%であるが、類似団体平均値を大きく下回っている。③流動比率は100%を上回っており問題はない。④企業債残高対事業規模比率はゼロである。⑤経費回収率は6割ほどとなっている。⑥汚水処理原価は類似団体平均を上回っているうえ、処理区域内人口が98人と少なく、汚水処理費を賄うほどの使用料を確保するのは困難な状況となっている。⑦施設利用率は、50%を下回っており、更新時には人口動向を踏まえた最適な施設規模を検討する必要がある。⑧水洗化率は100%である。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却費率は、類似団体平均を下回っているが、法適用時にはそれまでの減価償却累計額を控除した金額を帳簿原価としたため、この指標は老朽化の実態を適切に表していないことに留意する必要がある。実際には、供用開始から29年が経過しており、修繕等によって長寿命化を図っている状況である。
全体総括
高野町では、公共下水道・特定環境保全公共下水道・農業集落排水・個別排水処理・生活排水処理と下水道事業を展開しており、下水道の普及啓発に努めている。このうち、個別排水処理事業は、各戸設置の合併浄化槽を町が維持管理し、山間部の汚水処理を行っている。処理区域内人口は減少傾向にあり、今後、使用料収入の増加は見込みにくい状況にある。このため、事業運営においては、引き続き一般会計からの繰入を前提とした対応が必要となる。加えて人材確保や物価高騰による経費増加への対応も必要であり、抜本的な改善が課題となっている。今後は、継続的な経費削減に取り組むとともに、中長期的な視点から、使用料単価の見直しを含めた事業の在り方について検討していく必要がある。る。
経営状況
収支構造
総額1,207.7万円
総額1,272.7万円