高野町:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

簡易水道事業は人口減少が著しく、高齢化率も65%に達しており、経営環境は年々厳しさを増している。①収益的収支比率は料金収入が微増し、委託料などの費用が減少したため、前年度よりは改善したが、類似団体平均は下回る結果となった。④企業債残高対給水収益比率は、新たな起債を行っていないため、毎期減少にあるが、年間の料金収入の約14倍の企業債残高が残っており、依然として地方債償還金の負担が大きい状況である。⑤料金回収率は100%を大きく下回っており、給水原価の大半は一般会計繰入金によって賄われているのが現状である。⑥給水原価は類似団体と比較して高い状況が続いている。これは、地方債元利償還金の負担が大きいことが要因の一つであるが、今後は老朽化した施設の修繕費等の負担増加が見込まれるため、更なるコスト削減が求められる。⑦施設利用率は類似団体より下回っており、今後、人口減少が進む中で施設利用率はさらに低下が予想される。⑧有収率に関しては、漏水対策により一定の改善は見られるが、類似団体よりはるかに低い水準であり、引続き漏水対策に取り組む必要がある。

老朽化の状況について

管路更新率は、第2次拡張事業の管路更新後は更新実績がなく、更新ペースが非常に遅くなっているが、管路及び配給水管の老朽化で漏水が頻繁に起こっているなど、管路経年化が著しい状況である。水道水を今後も安定的に供給するためには、早急な更新投資の必要性が高いが、今の経営状態では財源の確保が難しい状況である。

全体総括

簡易水道事業の環境が厳しい中、給水原価が高く収入の大半を一般会計繰入金に頼っている状況からすると、現時点で経営改善に向けた本格的な取り組みを開始する必要があるといえる。また、管路を更新する必要があり、財源確保が重要な課題である。今後、人口減少に伴う更なる料金収入の減少等も予想されるため、将来の水需要を勘案した適切な更新投資の実施や維持管理の合理化を行うとともに、料金改定を含めた財源確保に向けた取組みを実施していく必要がある。

類似団体【D4】

旭川市 釧路市 網走市 紋別市 富良野市 登別市 伊達市 島牧村 留寿都村 泊村 神恵内村 積丹町 赤井川村 上富良野町 占冠村 美深町 音威子府村 中川町 幌加内町 羽幌町 初山別村 中頓別町 幌延町 湧別町 西興部村 洞爺湖町 日高町 浦河町 新得町 芽室町 広尾町 本別町 足寄町 厚岸町 標茶町 白糠町 黒石市 平川市 西目屋村 大鰐町 風間浦村 三戸町 新郷村 二戸市 奥州市 滝沢市 気仙沼市 七ヶ宿町 新庄市 寒河江市 山辺町 大石田町 小国町 会津若松市 須賀川市 南相馬市 川俣町 天栄村 檜枝岐村 西会津町 三島町 金山町 昭和村 棚倉町 鮫川村 葛尾村 藤岡市 みどり市 上野村 神流町 南牧村 中之条町 草津町 利島村 神津島村 御蔵島村 青ヶ島村 相模原市 松田町 五泉市 関川村 粟島浦村 魚津市 津幡町 勝山市 高浜町 甲府市 南アルプス市 甲斐市 笛吹市 早川町 富士川町 道志村 忍野村 小菅村 丹波山村 大町市 飯山市 南相木村 北相木村 佐久穂町 辰野町 平谷村 根羽村 売木村 天龍村 泰阜村 大鹿村 王滝村 生坂村 山形村 池田町 木島平村 栄村 羽島市 白川村 瑞穂市神戸町水道組合 静岡市 沼津市 熱海市 掛川市 藤枝市 御殿場市 裾野市 伊豆の国市 森町 あま市 豊根村 松阪市 熊野市 日野町 笠置町 伊根町 河南町 曽爾村 御杖村 黒滝村 天川村 野迫川村 下北山村 上北山村 川上村 東吉野村 新宮市 かつらぎ町 高野町 白浜町 すさみ町 古座川町 北山村 三朝町 知夫村 新庄村 西粟倉村 岩国市 光市 柳井市 周防大島町 和木町 阿波市 美馬市 三好市 上勝町 海陽町 今治市 八幡浜市 四国中央市 上島町 北川村 馬路村 越知町 三原村 うきは市 朝倉市 新宮町 宗像地区事務組合 小城市 吉野ヶ里町 西海市 南関町 和水町 小国町 産山村 水上村 五木村 臼杵市 津久見市 豊後高田市 玖珠町 日南市 西都市 西米良村 川南町 都農町 門川町 諸塚村 椎葉村 垂水市 曽於市 伊佐市 三島村 十島村 中種子町 大和村 宇検村 東村 渡嘉敷村 座間味村 粟国村 渡名喜村 南大東村 北大東村 伊平屋村 伊是名村 多良間村 与那国町