西脇市:電気事業

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経営比較分析表(2021年度)

経営の状況について

【収益的収支比率】当事業の指標は100%であり、良好な経営状態といえます。なお、計算上、一般会計への繰出金(電気事業により生じた利益を各種環境施策に充てるための環境基金に積立)を反映させています。【営業収支比率】令和3年度は売電収入の減少により、前年度と比較して指標は下落しましたが、依然100%を超えており、良好な経営状態といえます。なお、計算上、一般会計への繰出金(電気事業により生じた利益を各種環境施策に充てるための環境基金に積立)は反映させていません。【供給原価】当該値は平均値より高いですが、これは一般会計への繰出金(電気事業により生じた利益を各種環境施策に充てるための環境基金に積立)を反映させたためです。【EBITDA(減価償却前営業利益)】当該値は一般会計への繰出金(電気事業により生じた利益を各種環境施策に充てるための環境基金に積立)を反映させており、前年度より増加したのは、資本的支出(計量装置取替工事負担金)が発生したためです。

経営のリスクについて

【設備利用率】令和3年度は、8月の日照量の減少等により、例年より年間発電電力量が少なかったため、資源エネルギー庁の「長期エネルギー需給見通し小委員会に対する発電コスト等の検証に関する報告」(平成27年5月発電コスト検証ワーキンググループ)で設定されている設備利用率14%を下回りました。【修繕比率】当該値は例年0ですが、今後施設の老朽化に伴い、修繕費の発生が見込まれるため、今後も点検を継続して行い、必要に応じて維持管理方法の見直しを行います。【企業債残対料金収入比率】令和3年度は企業債を利用していないため、当該値は0となっています。【FIT収入割合】当該値については、発電全量を再生可能エネルギー固定価格買取制度により売電しているため、100%となっています。しかし収入のほぼ全てをFIT収入が占めているため、FIT適用期間終了(令和17年)後は収入が大きく変動するリスクを抱えています。

全体総括

令和3年度は、日照量の減少等による売電収入の減少により、営業収支比率は前年度と比較して81ポイント減少しました。しかし依然平均値を上回っており、経営状況は良好と言えます。また、利益剰余金を西脇市環境基金に積み立てることにより、様々な環境施策に活用しています。今後は施設の老朽化に伴い、修繕費が発生する可能性があるため、定期点検や適切なメンテナンスを行うことにより、経営のリスクに備えています。将来的には施設の稼働状況や施設の老朽化の状況に応じて、FIT適用期間終了後の経営のあり方について、事業廃止も含めた検討を行っていきます。

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