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収益的収支比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について「①収益的収支比率」は、繰入金の減少や企業債元金償還金の減少により、対前年比としては改善し、80%を超えた。「④企業債残高対事業規模比率」は、類似団体平均値を大きく上回る高い水準となっており、引き続き企業債の減少に努める一方、収入の使用料の増加を図るべく、使用料の改定を検討していく。「⑤経費回収率」は、類似団体平均値を大きく下回っており、使用料の増加を図るべく、使用料の改定を検討していく。「⑥汚水処理原価」は、前年度に比べ約73ポイント増加し、平均値に近い値となった。これは、修繕費が対前年比2,560%の増となったことが大きな要因であり、引き続き効率的な施設の維持管理に努める。「⑦施設利用率」は、全国平均・類似団体平均を下回っている。人口減少や観光客の減少により想定した処理水量が確保できていないが、水洗化率は100%であり、ダウンサイジング等の検討をしていく。 |
管渠改善率 |
老朽化の状況についてH7の供用開始から、約27年経過した中、H26からH27にかけて、集落排水処理施設(排水処理場、中継ポンプ場、官渠)の健全度調査を行い機能保全計画を策定した。排水処理場については、機器等の老朽化が著しいため、H28より更新工事に着手しており、R3に完了している。管渠については、調査の結果、健全度が保たれているため、現在のところ、改築又は更新計画はない。 |
全体総括当市の漁業集落排水事業は、受益戸100戸に満たない小規模なもので、人件費は一般会計職員が兼務しており予算計上されていない。水洗化率も普及率もともに100%である。経営健全化の手法として、令和2年度にはダウンサイジング工事を行い、施設使用率は改善した。今後は維持管理費の削減を進めるとともに、次年度からの公営企業会計化により、経営状況の明確化を行い、新たな経営健全化対策を検討する。 |
出典:
経営比較分析表
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