嘉手納町:簡易水道事業(法適用)

地方公共団体

沖縄県 >>> 嘉手納町

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2018年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は、H29年度に初めて100%を下回り収支が赤字となった。H30年度においては前年より0.38ポイント改善されたが、依然100%を下回っている。H29年度より減少した主な理由はその他営業収益(施設提供対価料)の減少によるものである。②累積欠損金比率は、毎年度0%であるので経営が健全であることが示されている。③流動比率は、100%以上であることが必要であり、短期的な債務に対する支払能力は良好である。④企業債残高対給水収益比率は、類似団体平均値、全国平均値を大きく下回っており健全経営であることが示されている。今後も起債に頼らない財政運営に努める。⑤料金回収率は、100%を下回っている。給水に係る費用について、給水収益以外であるその他営業収益(施設提供対価料)で賄っていることが主な要因である。⑥給水原価は、全国平均値を上回っており、類似団体とはほぼ同額である。今後も効率的な運営を図るよう努める。⑦施設利用率が大幅に低い理由として、事業認可当初の配水量に米軍基地が見込まれていたことによる。現在は米軍基地内のごく僅かな限られた施設にのみ給水を行っているため当該値が低く算出されている。平成30年度の値については、例年どおりであり問題ないと考える。⑧有収率が前年に比べて下がった理由について、平成29年6月に沖縄県企業局の分岐点量水器が雷害により故障し、その後の約半年間の配水量が認定水量(4,5月の配水量の平均値)となり、配水量が減った。このことが原因で、平成29年度に関しては、有収率が高率となった。平成30年度に関しては、年度当初から新しい分岐点量水器での計量となり、例年同様の水量に戻ったことから有収率が下がったように見える。

老朽化の状況について

・管路経年化率及び管路更新率については、法定耐用年数を向かえる前に管路更新を行っており、適正な維持管理に取組んでいる。

全体総括

分析により、経常収支比率が前年に引き続き100%以下となり収支が赤字であることが示された。減少した主な理由は米軍基地からの収益である施設提供対価料の減少によるものである。その他営業収益である施設提供対価料においては、今後も収益増が見込めない為、水道料金等での給水収益確保が必要である。今後、料金改定を含めた経営改善に向けた取り組みを行う必要がある。

類似団体【A7】

芦別市 森町 八雲町 岩内町 栗山町 斜里町 日高町 浦河町 別海町 西空知広域水道企業団 平内町 板柳町 鶴田町 中泊町 野辺地町 六ヶ所村 久吉ダム水道企業団 雫石町 山田町 洋野町 一戸町 蔵王町 村田町 山元町 松島町 南三陸町 三種町 美郷町 川西町 白鷹町 遊佐町 桑折町 川俣町 鏡石町 猪苗代町 棚倉町 石川町 三春町 美浦村 茂木町 榛東村 甘楽町 中之条町 越生町 鳩山町 ときがわ町 美里町 神川町 多古町 東庄町 山北町 聖籠町 田上町 珠洲市 宝達志水町 南越前町 富士川町 富士見町 南箕輪村 松川町 高森町 小布施町 山ノ内町 飯綱町 揖斐川町 川辺町 八百津町 東伊豆町 朝日町 多気町 南伊勢町 紀宝町 竜王町 京丹波町 市川町 神河町 上郡町 新温泉町 湯浅町 那智勝浦町 岩美町 湯梨浜町 北栄町 大山町 南部町 伯耆町 奥出雲町 隠岐の島町 高梁市 新見市 早島町 里庄町 矢掛町 鏡野町 勝央町 吉備中央町 周防大島町 板野町 上板町 東みよし町 内子町 室戸市 土佐清水市 香美市 佐川町 黒潮町 鞍手町 桂川町 大木町 広川町 築上町 川棚町 波佐見町 佐々町 芦北町 あさぎり町 豊後高田市 豊後大野市 国東市 新富町 川南町 阿久根市 西之表市 垂水市 大崎町 肝付町 本部町 恩納村 金武町 嘉手納町