庄原市:公共下水道
団体
34:広島県
>>>
庄原市:公共下水道
地方公営企業の一覧
簡易水道事業
末端給水事業
公共下水道
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
特定地域生活排水処理
庄原市立西城市民病院
収録データの年度
2023年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、令和元年度は98.63%と増加しており、総収入の内45.6%が総務省の定める基準による繰入金によるものである。なお、単年度決算では赤字であるため、引き続き経営改善に取り組むとともに、受益者負担の原則に基づき、使用料の適正化に努める。④企業債残高対事業規模比率は、令和元年度は276.88%と増加した。しかし、似団体の24.5%と依然少なく、引き続き適正な投資に努める。⑤経費回収率は、横ばい状況であり、令和元年度は93.46%となっている。類似団体より19ポイント高い。100%を下回っているため、適正な使用料収入の確保と汚水処理費の削減が必要である。⑥汚水処理原価は、令和元年度は221.29円で、前年度より減少しているが、依然高い数値が続いているので、引き続き汚水処理コストの削減に努める。⑦施設利用率は、令和元年度で46.17%と減少しており。類似団体とは3ポイント低い。最大稼働率は79.2%である。⑧水洗化率は、増加傾向にあり、令和元年度で93.84%である。新規接続により増加している。類似団体より10.7ポイント高いが、100%未満であるため、水洗化率の向上の取り組みが必要である。
老朽化の状況について
管渠改善率は、全くない。類似団体も0.1%である。最も早い供用開始が平成11年で、管渠工事後22年程度と耐用年数の半分に達していない。
全体総括
経営の健全性・効率性の分析の結果、適正な使用料収入の確保と汚水処理費の削減及び水洗化率の向上の取り組みが必要となった。処理場やマンホールポンプの長寿命化を始めとする維持管理費の削減に取り組むとともに、受益者負担の原則に基づく適正な使用者負担を求める。水洗化促進に引き続き取り組む。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
)もご記載ください。
収録資料
| 「財政状況資料集」
| 「経営比較分析表」
| 「統一的な基準による財務書類に関する情報」
|
© 2019- 地方財政ダッシュボード
| 🔗澁谷 英樹 (researchmap)
| 🏫澁谷 英樹 (南山大学)