山ノ内町:簡易水道事業(法適用)

地方公共団体

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2018年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率及び料金回収率ともに、100%超えており、累積欠損金もなく現状においては黒字経営が続いており、給水原価も経常費用の削減により平均値より下回った。流動比率については、企業債償還元金がピークになり、流動負債が増加しているが今後、企業債償還元金が減少していくことから改善していく見込みである。企業債残高対給水収益比率については、類似団体平均値よりも下回ったが今後、浄水場更新事業により企業債残高は今後、3ヶ年間増加する見込みであることから、給水収益状況を踏まえて経営改善を進めていきたい。施設利用率及び有収率が類似団体平均値と比べ依然して低く、施設の効率性、稼働率の状況、漏水調査など調査研究を行っていく必要がある。また、給水人口の減少及び多数の観光宿泊施設を抱えているなかで、入込客が年々減少している。町全体の問題でもあることから、移住定住や誘客事業の促進に加え、経費削減、施設稼働の運用について対策を講じていく必要がある。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率は、類似団体と比較して高い傾向が進んでおり、施設の老朽化が進んでいる。令和2年度には浄水場更新事業が3ヶ年にわたって行われる予定である。管路経年比率については類似団体平均値よりは低いものの、年々増加しており管路更新率の低さが影響を及ぼしており今後、アセットマネジメントによる成果を踏まえた管路更新計画を財政面を踏まえて検討していきたい。

全体総括

経営の健全性・効率性が現時点では概ね確保されているが、給水人口及び給水収益が毎年減少していくなかで、更なる経費節減に努め適正な料金水準を確保していく必要がある。令和2年度から浄水場更新事業が行われ、多額の費用と企業債の借入増加が見込まれ、それに伴う償還金も発生することから、給水人口の歯止め、観光客入込の増加による給水収益の増加対策などを町全体の問題として捉え、対策していくことが必要であり。併せて公営企業としても施設及び管路の老朽化対策について将来に向けた早急な検討を講じていきたい。

類似団体【A7】

芦別市 森町 八雲町 岩内町 栗山町 斜里町 日高町 浦河町 別海町 西空知広域水道企業団 平内町 板柳町 鶴田町 中泊町 野辺地町 六ヶ所村 久吉ダム水道企業団 雫石町 山田町 洋野町 一戸町 蔵王町 村田町 山元町 松島町 南三陸町 三種町 美郷町 川西町 白鷹町 遊佐町 桑折町 川俣町 鏡石町 猪苗代町 棚倉町 石川町 三春町 美浦村 茂木町 榛東村 甘楽町 中之条町 越生町 鳩山町 ときがわ町 美里町 神川町 多古町 東庄町 山北町 聖籠町 田上町 珠洲市 宝達志水町 南越前町 富士川町 富士見町 南箕輪村 松川町 高森町 小布施町 山ノ内町 飯綱町 揖斐川町 川辺町 八百津町 東伊豆町 朝日町 多気町 南伊勢町 紀宝町 竜王町 京丹波町 市川町 神河町 上郡町 新温泉町 湯浅町 那智勝浦町 岩美町 湯梨浜町 北栄町 大山町 南部町 伯耆町 奥出雲町 隠岐の島町 高梁市 新見市 早島町 里庄町 矢掛町 鏡野町 勝央町 吉備中央町 周防大島町 板野町 上板町 東みよし町 内子町 室戸市 土佐清水市 香美市 佐川町 黒潮町 鞍手町 桂川町 大木町 広川町 築上町 川棚町 波佐見町 佐々町 芦北町 あさぎり町 豊後高田市 豊後大野市 国東市 新富町 川南町 阿久根市 西之表市 垂水市 大崎町 肝付町 本部町 恩納村 金武町 嘉手納町