佐久市:公共下水道

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経営比較分析表(2015年度)

経営の健全性・効率性について

収益で費用をどの程度賄えているか表す①経常収支比率は、直近のH27年度が62.25%で100%を下回っているため、この事業のみで把握すると経営難であることが伺える。1年以内に支払うべき債務に対して、支払うことができる現金等がある状況を示す③流動比率からも100%を大きく下回り、直近のH27年度は△8.81%のため、この事業のみによる短期的な債務に対する支払い能力は厳しい。料金収入に対する企業債残高の割合を示す④企業債残高対事業規模比率は、4,750.38%で、この数値からも事業のみによる経営負担の大きいことが伺える。使用料で回収すべき経費を、どの程度使用料で賄えているか示す⑤経費回収率についても100%を下回り、この事業のみによる経営難が伺える。有収水量1㎥あたりの汚水処理に要した費用を示す⑥汚水処理原価は、H27年度が467.71円で、他事業と比べても高く、経営負担の大きいことが伺える。計画処理戸数17戸の処理施設のため、1戸あたりの有収水量が何かしらの原因で増えると、H26年度からH27年度のように⑦施設利用率が大幅に上がる。但し、今後大幅な世帯増が見込めない地区であることから、施設の遊休化は悪化する一方であると考えられる。⑧水洗化率に関しては事業区域が少数世帯区域のため、事情により1件減っただけで率が下がる。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率は類似団体と比較してみても償却率は高いため、老朽化の進んでいることが推測できる。施設が老朽化することは避けられないため、法定耐用年数に合わせ、計画的な長寿命化対策が必須である。

全体総括

経常収支比率からも、赤字経営であることが伺える。詳細を確認してみても、世帯数が少ないため収益自体少なく、営業外収益の他会計補助金に頼っている面が見られる。施設はH11年築で新しいが、事業対象地区は市内1地区のみであるため、人口減に伴い施設利用率増は見込めず、運営体制のあり方を見直す必要がある。

類似団体【Bd1】

室蘭市 岩見沢市 網走市 稚内市 千歳市 滝川市 恵庭市 北広島市 石狩市 十和田市 石巻市 塩竈市 名取市 多賀城市 岩沼市 大崎市 利府町 鶴岡市 酒田市 寒河江市 天童市 会津若松市 南相馬市 古河市 石岡市 龍ケ崎市 ひたちなか市 鹿嶋市 守谷市 筑西市 神栖市 阿見町 栃木市 佐野市 鹿沼市 日光市 真岡市 大田原市 那須塩原市 桐生市 伊勢崎市 館林市 熊谷市 秩父市 東松山市 木更津市 茂原市 袖ケ浦市 印西市 瑞穂町 愛川町 柏崎市 見附市 燕市 射水市 小松市 加賀市 能美市 敦賀市 鯖江市 越前市 坂井市 上田市 岡谷市 飯田市 諏訪市 茅野市 塩尻市 佐久市 高山市 関市 土岐市 富士宮市 袋井市 蒲郡市 栗東市 野洲市 福知山市 舞鶴市 木津川市 豊岡市 赤穂市 たつの市 天理市 倉吉市 玉野市 総社市 東広島市 廿日市市 防府市 下松市 岩国市 山陽小野田市 丸亀市 今治市 新居浜市 西条市 四国中央市 大牟田市 飯塚市 宗像市 福津市 唐津市 諫早市 大村市 八代市 荒尾市 玉名市 日田市 都城市 延岡市 日向市 うるま市