経営の健全性・効率性について
経営の状態については、現在経常収支比率114.01%累積欠損金比率0.00%となっており経営状態としては健全となっている。また、企業債残高対給水収益比率378.75%、料金回収率108.03%、施設利用率62.63%、有収率82.89%と類似団体の平均値より健全となっている。また、流動比率については類似団体と比較し低くなっているが、一時借入等は行っておらず100%も上回っていることから健全であると考えている。今後企業債のピーク期を過ぎればより健全化できると予測している。最後に給水原価について、給水原価が他類似団体平均と比較し高くなっているが京築地区水道企業団から受水しているため削減することは難しいが今後方法を模索し削減を行いたい。
老朽化の状況について
老朽化の状況については非常に健全である。有形固定資産減価償却率34.67%、管路経年化率0.58%と類似団体平均と比べ非常に健全な状態となっている。
全体総括
全体として経営状況及び管路老朽化状況共に健全な数値となっている。今後給水原価が減少するような方法を模索し経常収支比率の改善に努めて行きたい。