里庄町：簡易水道事業（法適用）【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2016年度）

経営の健全性・効率性について

累積欠損金がなく、経常収支比率が100％を超えており、経営状況は健全と言える。料金回収率は高く、給水原価は低い状態が維持できている。今後も収納率向上・費用削減に努めていく。有収率は安定して高い数値を保てている。引き続き、漏水対策を徹底していく。企業債残高対給水収益比率は、新たな起債をしていないため極端に低く、年々減少している。企業債の償還後に耐震化等の工事を行っていく予定である。

老朽化の状況について

毎年、下水道工事や道路整備工事に合わせて老朽管路の更新工事を行っていることから、有形固定資産減価償却率は低く、管路更新率は高くなっていると思われる。管路経年化率は高いため、今後も計画的に管路の更新をしていく必要がある。

全体総括

給水開始から40年以上経過しているため、老朽管路の更新をしていかなければならない。下水道工事や道路整備工事に合わせた効率的な更新工事を今後も継続していく。また、企業債の償還後に大規模団地の布設替工事や配水池の耐震化工事を予定しているため、より一層の経費削減に努め、財源を確保し、計画的に事業を行っていく。

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