新見市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は単年度の黒字を示す100%を超えているが、給水収益は減少傾向にある。今後も更新投資等に充てる財源を確保しつつ健全経営に努める。②累積欠損金は発生していないが、給水収益が減少傾向にあるため、欠損金が発生しないよう努める。③流動比率は基準になる100%を超える1,097.52%となっている。なお、平成26年度から比率が悪化したのは制度改正により、借入資本金から流動負債(建設改良費等に充てられた企業債)に移行処理したためである。④企業債残高対給水収益比率について、類似団体と比較し低くなっている。今後は、給水収益の減少及び施設更新の増加が予想されるため、比率は上がってくると思われる。⑤料金回収率は基準の100%を超えているが、更新投資等に充てる財源を確保しつつ、健全経営に努める。⑥給水原価は有収水量1m3あたりの費用を表す指標で、例年140円前後となっている。類似団体と比較しても約30円から40円安くなっている。⑦施設利用率は、近年は有収率の向上及び有収水量の減少とともに減少している。⑧有収率は近年下降傾向にあるが、類似団体と比較すると高い値となっている。

老朽化の状況について

①老朽化の状況は、数値が100%に近いほど法定耐用年数に近いことを表している。平成28年度の数値が39.27%となっており、類似団体に比べれば低いものの順次施設の更新を行っていく必要がある。②管路経年化率は類似団体と比較しても低くなっているが、法定耐用年数に近い管路もあることから順次更新を行っていく必要がある。③管路更新率も近年類似団体と比較して低くなっているが、法定耐用年数に近い管路もあることから順次更新を行っていく必要がある。

全体総括

今後の事業運営においては、これまでの水需要動向等を勘案すると、給水収益が減少傾向で推移するものと見込まれるなか、施設の更新及び企業債の償還等があり、今後の経営状況は、依然として厳しいものと考えられる。一方で、安全で清浄な水の安定供給をするためには、計画的な施設の更新を進めていく必要があることから、厳しい経営収支の見通しを踏まえつつ、事業全般にわたり経営の効率化による経費の節減等を徹底し、財政基盤の安定を図るなど、一層の経営努力を重ねるとともにお客さまサービスの向上に努めていくべきと考える。

類似団体【A7】

芦別市 赤平市 森町 八雲町 岩内町 栗山町 斜里町 日高町 浦河町 西空知広域水道企業団 平内町 板柳町 鶴田町 中泊町 野辺地町 六ヶ所村 久吉ダム水道企業団 雫石町 大槌町 一戸町 蔵王町 村田町 丸森町 山元町 松島町 南三陸町 仙北市 三種町 羽後町 白鷹町 遊佐町 桑折町 川俣町 鏡石町 猪苗代町 棚倉町 美浦村 茂木町 榛東村 甘楽町 中之条町 越生町 鳩山町 ときがわ町 美里町 神川町 多古町 東庄町 山北町 聖籠町 田上町 珠洲市 宝達志水町 能登町 南越前町 越前町 高浜町 富士川町 富士見町 南箕輪村 松川町 高森町 小布施町 山ノ内町 飯綱町 郡上市 揖斐川町 池田町 川辺町 東伊豆町 朝日町 川越町 多気町 紀宝町 竜王町 宮津市 能勢町 太子町 市川町 神河町 新温泉町 湯浅町 那智勝浦町 岩美町 湯梨浜町 大山町 南部町 伯耆町 高梁市 新見市 早島町 里庄町 矢掛町 勝央町 安芸高田市 三好市 板野町 上板町 土庄町 小豆島町 まんのう町 内子町 室戸市 土佐清水市 香美市 佐川町 黒潮町 鞍手町 桂川町 筑前町 大木町 広川町 築上町 対馬市 川棚町 波佐見町 佐々町 芦北町 豊後高田市 豊後大野市 国東市 串間市 新富町 阿久根市 西之表市 垂水市 大崎町 肝付町 本部町 恩納村 金武町 嘉手納町