富士河口湖町:末端給水事業
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19:山梨県
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富士河口湖町:末端給水事業
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
H25とH28に続き、今回のR元年の3回目の料金改定により如実に成果が表れ、経常収支比率が約118%まで上昇、また累積欠損金比率も0%を維持できている。流動比率と料金回収率についても比較的高い水準からさらに上昇している。給水原価については豊富な地下水に恵まれていることにより低く保たれ理想的である。今後はこの「ゆとり」の部分をうまく活かし、起債の借り入れのコントロールにより企業債残高をバランスよく低減してゆくことが望まれる。
老朽化の状況について
施設利用率がにわかに下がったのは、老朽化が進んできている水源施設を、予防的に更新・拡大するための整備が順調に進んだためと分析できる。また、管路経年化率が示すとおり、管路更新も順調に進んでいると判断できる。経営戦略にも定めたとおり、ここから数年間が大規模施設整備のピークの時期に入ってくるので、引き続き計画どおりに施設整備を進めていくことが安定給水を継続させるうえで重要である。
全体総括
計画的に行ってきた料金改定の成果で健全運営に転換でき、現時点では良好な運営状況である判断できる。今後数年間は施設の更新と拡張を進めていくことが懸案になり、これまで以上に設備投資の支出が増大してくることが見込まれ、債務過多にも注意しながら安定運営を目指す。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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