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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支は100%を上回っており、単年度収支は黒字であるが、類似団体の平均値を下回っている。②累積欠損金は発生していない。③流動比率は100%を上回っており、支払能力は確保されている。当該指標は上昇傾向にあり、令和5年度は類似団体の平均値を上回っている。④給水収益の増により減少したが、類似団体の平均を大きく上回っている。⑤令和4年7月の料金改定により給水収益が増加したことにより料金回収率も上昇しているが、依然100%を下回っており、不足する収入を一般会計からの基準外繰入によって補填している状況である。⑥主たる水源が地下水であるため、類似団体平均を下回っている。令和5年度は経常費用が増加、有収水量が減少したため当該指標は増加している。⑦類似団体の平均値を下回っている。民営の組合簡易水道の統合を進め、給水人口の維持確保に努める。⑧漏水調査を実施し、漏水箇所の早期発見に努めることで、高い有収率を維持している。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について①②の指標は類似団体平均よりも低い水準にあるが、③の指標は更新した管路延長の増により類似団体平均を上回った。昭和55年の事業発足から40年が経過しており、今後も耐用年数に達し更新時期を迎える管が増加すると考えられるため、事業の平準化を図り、計画的かつ効率的に更新に取り組む必要がある。 |
全体総括将来的に人口減少等により、給水収益の減少が見込まれる中で、老朽化した施設や管路の更新を進めていく必要があることから、水道事業の財政は厳しい状況に置かれることが予想される。当市では、令和6年に料金改定を実施し、水道料金の適正化による収入の確保、コスト削減等により、水道事業の経営基盤の強化を図ることとしている。また持続可能な水道事業を行うためにも、アセットマネジメントによる長期的な更新計画をもとに、財源の確保と経営のバランスを取りながら、長寿命化に取り組んでいく必要がある。なお、経営戦略は令和6年度末に改定予定であり、計画と実績値の比較等による分析及び検証を行いながら更なる経営の健全化及び効率化に努める。 |
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