12:千葉県
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印西市:末端給水事業
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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について印西市水道事業は、印旛広域水道からの受水の割合が高く、高額なため、受水費の経営に与える影響が非常に大きくなっており、給水原価が高くなっている。一方、印西市内には、当市営水道の他に県営水道、長門川水道企業団の2事業体があり、水道料金の差が大きくならないような料金単価としているため、供給単価は給水原価を大きく下回り、料金回収率が低い。これを埋めるため、市から高料金対策の補助金を受け、経常収支比率は100%付近を保っている。企業債残高対給水収益比率は、新たな企業債の借入がなく、また償還も進んでいることから、類似団体と比較し、低い数値で推移している。流動比率は、工事等の未払金が増加したことから減少しているが、類似団体の平均値を上回っている。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について水道事業としては、供用開始が昭和57年と比較的後発であるため、全体的には老朽化は深刻な状況でないものの、法定耐用年数を超えた管路延長が令和3年より出始め、毎年増加していく状況である。一方、配水管を毎年布設していることから、今後も同等の管路経年化率になると見込まれる。 |
全体総括印西市内には、当市営水道の他に2事業体があり、水道料金の差が大きくならないような料金単価としているため、類似団体と比較して料金回収率が低い。また、水道の大口需要者が、水道と井水を併用している状況が続く限り、給水収益の改善は難しいため、今後とも経営の効率化に努める必要がある。管路については、法定耐用年数を超えた管路延長が増加していくため、今後の更新については経営戦略及び施設更新計画に基づき進めていく。 |
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