42:長崎県
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松浦市:末端給水事業
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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①令和5年度は収支比率が100%を上回った。人口減少に伴う給水収益の減少等もあるが、営業費用を抑えたことで100%を超えることができた。今後も引き続き経営改善を図っていかなければならない。②令和5年度は純利益が計上されたため、累積欠損金の減少につながった。今後も費用増加に備え、欠損金の解消に努めなければならない。③簡水統合後、比率は200%付近で推移している。企業債の減少に伴い数値が改善し類似団体平均値以上となっているが、今後の資産更新に備えて流動資産を大きくする努力が必要とされる。④令和5年度に企業債の増加はなく類似団体平均値より低い数値となっている。施設更新事業を行う場合にも収支バランスを取りながら、平均以下の比率を保ちたい。⑤人口減少、コロナ禍に伴う経済活動の低下による影響もあり、比率は令和4年度より改善したものの類似団体平均値より低い水準となっている。今後の施設更新費用を見据えて類似団体平均値に近づけるように努めたい。⑥給水原価については、昨年度よりも減少し、平均値を下回っている。今後も有収率を改善し、水道水を安価に作れる利点を生かした運営を行う。⑦昨年度より減少し、利用率の類似団体平均値を下回っている。今後は需要に合わせた施設のダウンサイジングの検討も視野に入れなければならない。⑧有収率は、昨年度に引き続き増加傾向である。しかしながら、類似団体平均値を下回っているため、管路更新、漏水調査などにより、漏水等の原因を解消したい。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について①簡水統合により全体の施設老朽化比率は平均値よりも下回っているが増加傾向にある。老朽化が進んでいる旧上水道施設から計画的な更新が必要とされている。②管路経年化率は横ばいであったが、管路は法定耐用年数を超えているものも多く使用している。耐震化を図っていく必要もあり、緊急性が高い箇所を厳選して実施する。③管路更新率は、上昇傾向にあるものの平均値を下回っており、計画的な管路更新が必要である。 |
全体総括簡水統合後の複数年での比較により、資産更新の必要性等、問題点がはっきりしてきた。次年度は経営戦略の見直しを行い、料金改定も含め水道収益の見直しと起債の活用等の検討を進めていく。 |
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