気仙沼市:気仙沼市立病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

地域において担っている役割

気仙沼地域の中核的病院として,救急医療・周産期医療及び小児医療などの政策医療を担うほか,耳鼻咽喉科・人工透析など,当地域にない医療を提供し,管内医療機関と連携しながら地域医療を支えている。また,宮城県の地域災害拠点病院及び指定感染症医療機関の指定を受けている。

経営の健全性・効率性について

【経常収支比率・医業収支比率】医業収支比率について前年度よりは改善したが,新病院に係る減価償却の開始により,類似病院平均値を下回っている。経常収支比率は前年同率となった。【累積欠損金比率】平成2年度決算において欠損金が発生して以来,赤字計上が常態化している。【病床利用率】前年度比マイナス0.2ポイントとなったが,病床利用の管理を強化した結果,類似平均を2.5ポイント上回った。【入院・外来患者1人1日当たり収益】入外ともに前年度から上昇したが,類似平均より見劣りする状況である。【職員給与費対医業収益比率】前年度より改善はしているものの,地域の医療需要に対応するだけの医療人材の確保が難しい背景がある。【材料費対医業収益比率】前年度比0.2ポイント改善し,2年連続で類似平均より良い数値であり,引き続き効率的な物品管理に努めていく。

老朽化の状況について

有形固定資産・器械備品減価償却率は,新病院の建設及び医療機器更新により,平成29年度以降,数値は大幅に改善している。1床当たり有形固定資産については,新病院建設時期が東日本大震災の復興事業期間と重なり,復興需要による資材の高騰や労務単価の高騰により,建設費が嵩んだことが要因で平均値を上回っている。今後も,計画的な施設・設備更新により,地域の医療需要に応えていく。

全体総括

人口減少による医療需要の変化や医療人材の確保難により,当地域の医療を取り巻く環境は日々厳しさを増している状況である。当院としては,「安定的な医療の提供」と「持続可能な病院経営」を両立すべく,平成29年3月に策定した「気仙沼市立病院新改革プラン」に基づき「気仙沼市病院事業審議会」を設置し,改革プランの点検・評価による病院改革や,医療コンサルタントの支援による経営改善を進めており,引き続き経営基盤の強化に向け取り組んでいく。

類似団体【3】

小樽病院 市立病院 苫小牧市立病院 稚内病院 市立病院 総合病院 市立病院 八雲総合病院 中央病院 宮古病院 胆沢病院 磐井病院 久慈病院 気仙沼市立病院 栗原市立栗原中央病院 宮城県立がんセンター 公立刈田綜合病院 みやぎ県南中核病院 北秋田市民病院 リハビリテーション・精神医療センター 市立病院 北村山公立病院 南相馬市立総合病院 公立藤田総合病院 地方独立行政法人新小山市民病院 がんセンター 公立藤岡総合病院 館林厚生病院 公立富岡総合病院 循環器・呼吸器病センター 小児医療センター 春日部市立病院 草加市立病院 がんセンター 青葉病院 地方独立行政法人 さんむ医療センター 東千葉メディカルセンター 神経病院 市立病院 阿伎留医療センター 公立福生病院 脳卒中・神経脊椎センター 井田病院 多摩病院 市立病院 燕労災病院 市立病院 小松市民病院 加賀市医療センター 公立松任石川中央病院 市立敦賀病院 国保市立病院 信州医療センター 伊那中央病院 昭和伊南総合病院 組合立諏訪中央病院 総合病院 中津川市民病院 土岐市立総合病院・駄知診療所 市立病院 富士宮市立病院 緑市民病院 碧南市民病院 西尾市民病院 蒲郡市民病院 稲沢市民病院 志摩病院 市立伊勢総合病院 松阪市民病院 福知山市民病院 京都山城総合医療センター 池田病院 市立ひらかた病院 市立病院 市立病院 市立病院 大阪母子医療センター りんくう総合医療センター 加古川医療センター 丹波医療センター はりま姫路総合医療センター 赤穂市民病院 西脇病院 三田市民病院 西市民病院 明石市立市民病院 公立八鹿病院 市立奈良病院 大和高田市立病院 奈良県西和医療センター 橋本市民病院 新宮市立医療センター 公立那賀病院 国保日高総合病院 厚生病院 市立病院 市立病院 市立三次中央病院 徳島市民病院 徳島県鳴門病院 市民病院 今治病院 新居浜病院 幡多けんみん病院 市立病院 地方独立行政法人大牟田市立病院 八幡病院 公立八女総合病院 五島中央病院 熊本市民病院 国保総合医療センター 大島病院 北部病院 宮古病院 八重山病院