栗原市:栗原市立栗原中央病院

地方公共団体

宮城県 >>> 栗原市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

・地域の中核病院として高度医療及び二次救急医療・急性期医療を中心に、小児から成人・高齢者に至るまで、幅広い年代層への医療・災害拠点病院・基幹型臨床研修指定病院・第二種感染症指定医療機関

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は102.0%となり、平均値を下回った。一般会計繰入金の減額が主な要因であるが、診療収益の増額や新型コロナウイルス対応の補助金の継続により、100%を上回っている。病床利用率は60.3%となり、前年度比で1.3ポイント低下した。令和元年度から結核専用病棟を、令和2年度から新型コロナ専用病棟を運用していることから、平均値を下回っている。入院患者1人1日当たり収益及び外来患者1人1日当たり収益は、急性期入院料1を維持する取組みや各種指導加算の増収で各年度上昇している状況であるが、300床以上400床未満の類似団体平均との比較では、当院は地域包括ケア病棟50床を含めたケアミックスの病棟運営を行っていることや、平均在院日数が長いこと、手術件数が少ないこと、外来では病状が安定した再診患者の受診が多いことなどから、各年度平均値を下回っている状況である。医業収支比率は83.8%となり、前年度比で1.8ポイント上昇した。一般病床における診療単価の増や、外来患者数の増加による診療収益の増額が主な要因となっている。

老朽化の状況について

開院より19年経過し、医療機器や冷暖房設備等の老朽化による急破修繕が増えている。今後は診療への影響が生じないよう計画的に医療機器や設備の更新を行っていく。

全体総括

令和2年度及び令和3年度は新型コロナウイルス対応の空床確保補助金の交付があったことで、経常収支が黒字になっているが、新型コロナ対応が終息して補助金が無くなった際の収支は厳しいものと見込んでいる。今後も常勤医師を安定的に招へいして医師数を確保し収入増加を図るほか、医療機器購入費や診療材料購入費、業務委託費等の経費削減による収支改善を進めていく。また、新型コロナ対応が終息した際には、専用病棟の廃止を予定しており、地域の人口減少に見合った事業規模の見直しを行うとともに、市立3病院の機能分化を進めて一層の経営改善を図っていく。

類似団体【3】

小樽病院 市立病院 苫小牧市立病院 稚内病院 市立病院 総合病院 市立病院 八雲総合病院 中央病院 宮古病院 胆沢病院 磐井病院 久慈病院 気仙沼市立病院 栗原市立栗原中央病院 宮城県立がんセンター みやぎ県南中核病院 北秋田市民病院 リハビリテーション・精神医療センター 市立病院 北村山公立病院 南相馬市立総合病院 公立藤田総合病院 地方独立行政法人新小山市民病院 がんセンター 公立藤岡総合病院 館林厚生病院 公立富岡総合病院 春日部市立病院 草加市立病院 循環器・呼吸器病センター 小児医療センター 青葉病院 地方独立行政法人 さんむ医療センター 東千葉メディカルセンター 神経病院 市立病院 阿伎留医療センター 公立福生病院 脳卒中・神経脊椎センター 井田病院 多摩病院 市立病院 燕労災病院 市立病院 小松市民病院 加賀市医療センター 公立松任石川中央病院 市立敦賀病院 国保市立病院 信州医療センター 伊那中央病院 昭和伊南総合病院 組合立諏訪中央病院 総合病院 中津川市民病院 土岐市立総合病院・駄知診療所 市立病院 富士宮市立病院 緑市民病院 津島市民病院 碧南市民病院 西尾市民病院 蒲郡市民病院 稲沢市民病院 志摩病院 市立伊勢総合病院 松阪市民病院 福知山市民病院 京都山城総合医療センター 池田病院 市立ひらかた病院 市立病院 市立病院 市立病院 大阪母子医療センター りんくう総合医療センター 加古川医療センター 丹波医療センター はりま姫路総合医療センター 赤穂市民病院 西脇病院 三田市民病院 西市民病院 明石市立市民病院 公立八鹿病院 市立奈良病院 大和高田市立病院 奈良県西和医療センター 橋本市民病院 新宮市立医療センター 公立那賀病院 国保日高総合病院 紀南病院 厚生病院 市立病院 市立三次中央病院 下関市立市民病院 徳島市民病院 徳島県鳴門病院 市民病院 今治病院 幡多けんみん病院 市立病院 地方独立行政法人大牟田市立病院 八幡病院 公立八女総合病院 五島中央病院 熊本市民病院 国保総合医療センター 大島病院 北部病院 宮古病院 八重山病院