名寄市:総合病院

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

当院は、道北第三次保健医療福祉圏の地方センター病院として、救急・小児・周産期・災害・精神などの不採算・特殊部門に関わる医療を提供してます。また、サテライト診療や地方への医師派遣など地域医療支援事業にも積極的に取り組んでおります。さらに、令和2年9月より地域医療連携推進法人「上川北部地域医療連携推進機構」の参加団体として、効率的で質の高い医療提供体制の構築と医療介護の連携強化を目指しています。

経営の健全性・効率性について

令和3年度の経常収支比率は100%を上回ることができましたが、医業収支比率は昨年に引き続き低い水準となっております。これは新型コロナウィルス感染症拡大などにより収益が落ち込んだものの、医業外収益により補われたことによります。料金収入の減少により固定費である職員給与費対医業収益比率が昨年より1.7ポイント上昇しています。今後、経営の安定化を図るためには、今般減少している病床利用率を引き上げるため、患者数の確保に向けた対策が求められています。

老朽化の状況について

通常の医療機器に加え、新型コロナウィルス感染患者の受入れ医療機関として必要な機器の整備が進んだことから、器械備品減価償却率は減少傾向があります。一方、建物の経年劣化が進行していることから、空調や配管などの設備に不具合が頻発しています。特に、手術室の老朽化については、地域における急性期病院としての中心的役割を担っていることから高いリスク抱えており、増改修へ向けた事業に取組んでいます。

全体総括

「コロナ禍」においては、受入れ病床確保などにより通常時においても予定手術の調整等を行う必要があるうえ、感染者集団「クラスター」が発生するとさらに厳しい制限をせざるを得ず、一方では、社会的情勢を背景としたエネルギーや診療材料などの高騰により非常に厳しい病院経営を強いられる状況が続いています。そのような中においても、医療資源の確保及び有効活用を図り、安定的な医療供給体制を維持するため、自院における経営改善はもとより、地域の関係機関との連携体制構築することが求められます。

類似団体【3】

小樽病院 市立病院 苫小牧市立病院 稚内病院 市立病院 総合病院 市立病院 八雲総合病院 中央病院 宮古病院 胆沢病院 磐井病院 久慈病院 気仙沼市立病院 栗原市立栗原中央病院 宮城県立がんセンター みやぎ県南中核病院 北秋田市民病院 リハビリテーション・精神医療センター 市立病院 北村山公立病院 南相馬市立総合病院 公立藤田総合病院 地方独立行政法人新小山市民病院 がんセンター 公立藤岡総合病院 館林厚生病院 公立富岡総合病院 春日部市立病院 草加市立病院 循環器・呼吸器病センター 小児医療センター 青葉病院 地方独立行政法人 さんむ医療センター 東千葉メディカルセンター 神経病院 市立病院 阿伎留医療センター 公立福生病院 脳卒中・神経脊椎センター 井田病院 多摩病院 市立病院 燕労災病院 市立病院 小松市民病院 加賀市医療センター 公立松任石川中央病院 市立敦賀病院 国保市立病院 信州医療センター 伊那中央病院 昭和伊南総合病院 組合立諏訪中央病院 総合病院 中津川市民病院 土岐市立総合病院・駄知診療所 市立病院 富士宮市立病院 緑市民病院 津島市民病院 碧南市民病院 西尾市民病院 蒲郡市民病院 稲沢市民病院 志摩病院 市立伊勢総合病院 松阪市民病院 福知山市民病院 京都山城総合医療センター 池田病院 市立ひらかた病院 市立病院 市立病院 市立病院 大阪母子医療センター りんくう総合医療センター 加古川医療センター 丹波医療センター はりま姫路総合医療センター 赤穂市民病院 西脇病院 三田市民病院 西市民病院 明石市立市民病院 公立八鹿病院 市立奈良病院 大和高田市立病院 奈良県西和医療センター 橋本市民病院 新宮市立医療センター 公立那賀病院 国保日高総合病院 紀南病院 厚生病院 市立病院 市立三次中央病院 下関市立市民病院 徳島市民病院 徳島県鳴門病院 市民病院 今治病院 幡多けんみん病院 市立病院 地方独立行政法人大牟田市立病院 八幡病院 公立八女総合病院 五島中央病院 熊本市民病院 国保総合医療センター 大島病院 北部病院 宮古病院 八重山病院