神奈川県厚木市:市立病院の経営状況(最新・2024年度)
神奈川県厚木市が所管する病院事業「市立病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
厚木市立病院は、平成15年4月に神奈川県から経営移譲を受け開設し、厚木市及び愛川町を中心とした県央地域の公立の基幹病院として、地域の医療機関との連携を推進するとともに、急性期を中心とした二次医療の提供や、専門性に基づく高度医療の強化に努めています。また、第二種感染症指定医療機関としての役割のほか、救急・小児・周産期・災害などの政策的医療の提供も併せて行っています。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率から⑤入院患者1人1日当たり収益まで、引き続き平均値を上回っているものの、①経常収支比率は100%を下回り、5年ぶりに経常損失となりました。また、⑧材料費対医業収益比率は平均を大きく下回っているものの、⑦職員給与費対医業収益比率は大幅に悪化しています。人事院勧告に準じた給与改定や職員の増加が影響しているものと考えます。④病床利用率は上昇しているものの、当院の目標値を下回っていることから、病床利用率及び外来単価の向上により医業収益を拡大し、更なる経営強化を図る必要があると考えます。
老朽化の状況について
平成29年12月に病院整備が完了したことから、①有形固定資産減価償却率は、平均値を下回っています。一方で、②器械備品減価償却率は、病院整備に伴い更新した医療機器等の償却が進んでいることが示されています。また、③1床当たり有形固定資産は平均を上回っていることから、当院の規模と役割に見合った中で、医療機器等を計画的に更新していく必要があります。
全体総括
令和6年度は、全国的な傾向として入院患者がコロナ前に比べて減少している状況が続く中、救急医療体制の拡充により、病床利用率や外来単価が上昇しましたが、物価や賃金の上昇に伴う費用の増加が顕著となり、特に、人事院勧告に準じた給与改定などにより、給与費が大幅に増加しています。一方で、収益の根幹である診療報酬は、費用の増加が適切に転嫁されていない状況であり、入院・外来収益共に前年度を上回り、過去最高の収益となったものの、費用がそれ以上に増加したことから、経営指標は悪化し、5年ぶりに赤字決算となりました。外的要因があるものの、持続可能な健全経営に向けては、病床利用率と外来単価の向上が課題となります。このため、引き続き、救急医療体制の拡充や、地域医療機関との連携強化を図るほか、年間を通じた入院患者数の平準化に向けた取組を実施するなど、経営強化を図ります。経営の立て直しを図ります。ていく。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
市立病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の厚木市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。