石川県白山石川医療企業団:公立松任石川中央病院の経営状況(最新・2024年度)
石川県白山石川医療企業団が所管する病院事業「公立松任石川中央病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
周辺には急性期医療を提供する総合病院がないため、救急・小児・周産期・災害・精神などのいわゆる不採算・特殊部門にかかわる医療の提供を行っている。又、この地域の医療・介護連携の拠点的役割も担い、次世代に通じる包括的な医療・介護サービスをコントロールするハブ機能の役割も担っている。
経営の健全性・効率性について
各種指標は同規模病院平均と比較して優れており、特に病床利用率についてはコロナ禍の状況を脱し92.7%となっている。入院、外来ともに平均単価も上昇しており、診療報酬による収益も過去最高となっている。費用においては物価高騰による材料費等各種経費の増、国の政策に基づく人件費の増を診療報酬では吸収しきれず、収入の上昇以上に支出が増大することとなり、経営の効率化に向けてさらなる改善に努めていく。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は年々増加しており老朽化が進む傾向にある。器械備品減価償却率は全国平均と同程度である。また、1床あたりの有形固定資産が全国平均の1.9倍と大きい。これは、当院より半径4km圏内には100床以上の急性期病院がなく、305床という中規模施設でありながら、地域の中核病院としてPET-CT、サイクロトロンをはじめ手術支援ロボットや心臓専用SPECTなど高度医療機器を導入しているためと思われる。しかしながら、新しい高度医療機器の導入が紹介患者と収入の確保につながっており、適切な投資の範囲と考える。令和6年度より新病院建設が始まっており、老朽化の状況については刷新されることとなるが、地域患者のニーズに応えた新病院建設を目指すところである。
全体総括
令和6年度において、収益は過去最高であるものの人件費や経費の増加は診療報酬で吸収しきれず、病院を取り巻く経営状況は厳しいものが続くことが予想される。新病院建設については計画通りに進められており、新病院稼働の際には様々な面からの高効率、高収益が叶う制度設計を図る。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公立松任石川中央病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の白山石川医療企業団リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。