神奈川県川崎市:井田病院の経営状況(最新・2024年度)
神奈川県川崎市が所管する病院事業「井田病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
〇市南部地域の中核病院・地域がん診療連携拠点病院・災害拠点病院として、増大するがん等の成人疾患医療、救急医療、緩和ケア医療、災害医療などの役割を担っている。また、市内唯一の結核病床を有するほか、臨床研修指定病院として医師の育成を行うなど、地域医療水準の向上に寄与している。〇平成27年度に新棟が全面開院したが、手術支援ロボット等最新の医療機器を導入し医療機能の充実を図るとともに地域包括ケア病棟を整備し、令和元年度には在宅療養後方支援病院の届出を行い、本市の地域包括ケアシステム推進の一翼を担っている。○地域の医療機関を支援し地域医療の確保を図る病院として、令和6年3月に「地域医療支援病院」として認定された。
経営の健全性・効率性について
新型コロナ感染症流行時に減少した病床利用率は回復傾向であり、④病床利用率(前年度比4.3ポイント増)が改善し、医業収益は増加したが、給与費増等により医業費用も増加したため、①経常収支比率(1.6ポイント減)、②医業収支比率(2.9ポイント減)、③修正医業収支比率(2.6ポイント減)は減少したが、⑤入院患者1人1日当たり収益は増加した。⑥外来患者1人1日あたり収益は医療の質の向上や地域医療連携の取組などにより増加傾向である。⑦職員給与費対医業収益比率は、給与改定による給与費の増により増加した。⑧材料費医業収益比率は減少した。
老朽化の状況について
①当院は建替えにより平成24年度に一部開院、平成27年度に全面開院していることから築10年が経過しているが、類似病院と比べて比較的新しく有形固定資産減価償却率は平成24年度以降、低位で推移している。②器械備品減価償却率は、主に総合医療情報システムを更新したことにより令和3年度に数値が下がり、更には令和6年度に手術支援ロボットの更新によって数値の上昇率が例年に比べ減少している。③1床当たり有形固定資産は、類似病院と比べて高い値になっているが、これは院内で使用している高額な医療設備機器導入が多いとともに、都市部における建築単価が高いことが一因となっているものと考えられる。
全体総括
○救急診療は、常勤救急医の確保や川崎病院との連携等の取組を進めたほか、新型コロナウイルス感染症陽性患者対応のため、運用停止となっていた救急後方病床(12床)の運用を再開するなど、効率的な運用体制の構築に取り組んでいる。○収益面では、今後も医療の質を高めて診療単価を向上させるとともに、地域医療連携の推進や救急受入体制の強化などにより新規入院患者数を確保していく必要がある。○費用面では、材料費や委託費などの負担が大きいことから、委託仕様の見直しや入札手法の見直し、直営2病院での共同購入など経費削減の取組を継続していく必要がある。○人件費や建築資材高騰の影響下においては、施設保全や維持管理が難しいものの、今後の高齢化に伴う医療需要に対応していくため、一定時期経過後においては、劣化診断や長寿命化対策などによる予防保全を進めるとともに施設の保全計画をとりまとめながら、効率的・効果的な施設の保全対策の検討が求められる。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
井田病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の川崎市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。