神奈川県川崎市:川崎病院の経営状況(最新・2024年度)
神奈川県川崎市が所管する病院事業「川崎病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
○高度・特殊・急性期医療、救急医療を中心に、小児から成人・高齢者・妊産婦等の医療を提供するとともに、精神科救急医療の基幹病院としての機能も担っている。○市内唯一の感染症病床を有し、感染症における重症患者の受入や、災害拠点病院、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院としての役割を担うほか、臨床研修指定病院として医師の育成を行うなど、地域医療水準の向上に寄与している。○また、増加する救急搬送やがん等の医療需要に対する医療機能の拡充や防災機能の強化等を目的とする川崎病院医療機能再編整備については、令和5年11月に着手した救命救急センター棟の新築工事を引き続き進めている。
経営の健全性・効率性について
病床利用率は回復傾向にある中、診療単価は様々な加算取得や化学療法の増加等、地域医療連携の推進等により、入院・外来ともに増加している。各指標に関しては昨年度と比較し、①経常収支比率(前年度比7ポイント減)、②医業収支比率(6.7ポイント減)及び③修正医業収支比率(5.4ポイント減)は前年度から悪化しており、類似病院平均値の下げ幅を上回っている。④病床利用率(2.3ポイント増)、⑤⑥入院・外来ともに地域医療連携の推進等により診療単価は増加し、紹介率・逆紹介率は増えている。⑦職員給与費対医業収益比率が前年度より上がり人件費は病院の固定費であることから収益が増えても利益が出にくい状況であり、⑧材料費対医業収益比率は、材料費高などのよる費用支出額が増えていることから収支に影響している。
老朽化の状況について
①既存建物の建設から26年が経過しており、有形固定資産減価償却率があがっている。しかし、令和5年度においては、当院内にエネルギー棟を新設したことによって、有形固定資産減価償却率が一時的に減少している。②器械備品減価償却率は、主に総合医療情報システム更新により令和3年度に数値が下がり、更には令和6年度に手術支援ロボット及び血管撮影装置等の更新によって数値が下がっている。③1床当たり有形固定資産は類似病院と比較して高い数値となっているが、これは高額な医療設備機器導入が多いとともに、都市部における建設単価が高いことや、現地建替えに伴い、特殊な工法で病院を建設したことで建設費用が高くなっていることなどによるものと考えられる。また、令和5年度のエネルギー棟新設によって、1床当たりの有形固定資産は増加した。
全体総括
○収益面では、引き続き医療の質を高めて診療単価の向上や在院日数の短縮とともに、地域医療連携の推進により新規入院患者数を確保していく必要がある。○費用面では、材料費や委託費などの負担が大きいことから、入札手法の見直しや、直営2病院での共同購入など経費削減を進めている。○人件費や建築資材高騰の影響下においては施設保全や維持管理が難しいものの、今後の高齢化に伴う医療需要に対応していくための医療機能再編整備を進めるにとともに、劣化診断の実施や長寿命化計画策定の調整を関連部局と進め、施設の保全計画をとりまとめながら、効率的・効果的な大規模修繕に向けた検討を行っていく必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
川崎病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の川崎市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。