千葉県:がんセンター

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

千葉県がんセンターは、千葉県のがん領域における高度専門的な医療拠点である。大学病院や地域の中核病院等と役割分担しながら、圏域では対応できない医療の最後の砦としての役割を担うとともに、千葉県全域を対象とし、高度専門的見地から地域医療を支援している。

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率及び②医業収支比率は、⑧材料費対医業収益比率が高い水準にあること等により、100%を下回る状況が続いている。④病床利用率は、令和2年10月の新棟移転後、許可病床数が341床から450床に増床したが、稼働病床は数年をかけて順次拡大する計画であることに加え、新型コロナウイルス感染症への対応のため、一部の病床を休床としたことで、令和元年度までと比べ低くなった。(病床利用率の分母は、年延病床数=許可病床数×入院診療日)⑤入院患者1人1日当たり収益は、手術数の増加等により増加した。また、⑥外来患者1人1日当たり収益は、高額医薬品の使用等により高い水準が続いている。⑦職員給与費対医業収益比率は、新棟移転に伴い職員を増員したことなどにより、高い水準が続いている。

老朽化の状況について

令和2年度に新棟が完成し、最新の設備を導入するとともに、旧病院の固定資産を除却したため、①有形固定資産減価償却率及び②器械備品減価償却率は低い水準となっており、③1床当たり有形固定資産は高い水準となっている。

全体総括

令和3年度は、材料費率や給与費率が高い水準にあることに加え、新型コロナウイルス感染症への対応として、臨時医療施設の運営に協力するため一部病床を休床せざるを得ない状況が続いたこと等により、経営は引き続き厳しい状況であった。今後は、改革プランに掲げた取り組みを着実に実施するとともに、新棟の充実した設備を活用して更なる医業収益の増加を図り、収支の改善を図っていく。

類似団体【2】

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